2010/02/25

推察

2010.02.24 晴れ

暖かい。紅梅の蕾は遺伝子のプロトコルを省略しそうな勢い。待ちきれないのか。気の早いのが一つ表現していた。

午前中、F社のページ制作。午後から定期健診のため東大阪へ。咬合の際、4,5番に力が入るからどうしても少しずつ割れてしまうとの由。徐々に限界が近づいているらしい。次の手が頭の中で描けない。質問しても理解できないだろうから口腔内へ単語を噛みつぶした。たぶん、リペアするのだろう。推察しても技術を理解できないので概念で考える。あまり持たないんだな、という印象。そうか、だからサイトで10年保証とか書いてあるのか。まぁ、自分の咬合に問題があるのだろう。それに何年という数字の単位に興味がない。納得。

東大阪は滋賀県よりも温度が2,3℃違うので、体感は小春日和。今日みたいな天候は七分袖からダウンジャケットまでファッションの坩堝。靴もブーツからサンダルまで。

帰宅途中、書店で 『入門UNIXシェルプログラミング―シェルの基礎から学ぶUNIXの世界』, 『PHP 逆引きレシピ』 を購入。自分の勉強は書籍を頼りにしているので吟味して購入。系統立てた学習を志向しなさいと自戒。独学は焦点が定まりにくい。気をつけないと、急がば回れではなく、まさに遠回り、否、目的地へ到着できない、あらぬ方向へ向かってしまう。

夕方帰宅。M先生のサイトとWPを改修。もっと変更したい。合間にスープカレと玄米。スープカレの具は鶏肉, 馬鈴薯, 茄子, 人参, 南瓜, 占地など。相変わらずとても美味。大好き。玄米がよく合う。玄米は圧力鍋で炊くとよいが、炊飯器を買い換えてから炊飯器で炊いている。白米より時間がかかる。

『ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう』 がとてもおもしろい。認知コストをコミュニケーションと連結させる展開に引き込まれた。他者と自分の間に成立する「理解」の引き出しが一つ二つ増えたようで嬉しい。『つながる脳』 を読んだとき、これから藤井先生の著書はすべて読もうと決めた。もちろん理解できないけれど、説明を理解したい意欲が高まる。日常生活の動作、自動の動作、習慣の動作を吟味したくなる。愉快。スーパで赤ちゃんと目が合ったとき、何を認知したのか、何を描いているのか、何を話したいのか、次から次へとわき上がる疑問。階段を降りる足の動きを自分で再確認してメカニズムを知りたい(落ちそうになるので危ないけど)。

あたりまえを疑う。あたりまえに動作している仕組みを知る。メカニズム。物事の根本の法則。

夜、自宅のサーバ周りの学習。Mac mini G4(Tiger Server)にMacPortsをインストールしてMySQL5+Apache2+PHP5の構築。ネットや書籍を調べて自力でなんとかインストールできた。部屋には時計がない。Macにも表示させていない。気づけば丑三つ時。どおりで眠いはず。設定とカスタマイズは明日。

2010/02/24

寄付

2010.02.23 晴れ

天気予報どおり暖かくなった。16-18℃あたりの温度が週末まで続くらしい。一気に暖かくなったので体調を崩さないよう注意。

午前中、F社のページ制作とコード調整。資産関係のページ制作は難しい。自分から最も遠い位置。自分が資産家や土地持ちになったと想像したくてもなかなかできない。そういった方々は何を調べたり、どんな観点でサイトをご覧になるのか想定しづらい。難しい。

午後からサーバ周りをいじる。Mac mini G4(Server Tiger)にMacPortsを入れてApache2+PHP5+MySQL5を構築しようと目論む。いきなりつまづいた。やっぱりMySQL4がデフォルトでインストールされている状態だと、自分のスキルでは難しいかも。

iTunes Storeで We Are The World 25 For HaitiOfficial Videoと曲を購入した。合計450円。全額 We Are The World基金へ寄付される。利用者と提供者、双方の利便性と簡略化を仲介した素晴らしいプラットフォームと思う。寄付金控除は手順が複雑だし、寄付金控除の対象が限定されている(今は知らない)。西洋の寄付と比較しても進展しない。文化や名誉の考え方が異なる。ただ、もう少しスマートでクレバな方法があるだろうし、対象も広げられると思う。NPO法人が行政でも民間でもない担い手にと政権が期待しているなら、寄付金の税制に着手してほしい。といっても、NPO法人を悪用する人たちがいるので、二の足を踏むのも理解できる。

書店で 『双調平家物語〈11〉―平家の巻(承前)』 橋本 治 を買うつもりだったけど、イオンで5,000円以上購入すると1,000円値引きのハガキを貰ったのを思い出し、『無敵のソクラテス』 池田 晶子 が入荷されるまで待つことに。無敵のソクラテスはAmazonでも品切れの状態。希望薄かな。講談社の読書人の本 3月号(90円ほど)を探したけど見つからず。店員さんに訊ねると入荷していないとのこと。しょうがない。内田樹先生の年の取り方を読みたかったのだが。

医学が進歩して人間の寿命が150-200年ほどになったらヒトは生と死の概念をどう書き換えるのだろう。長短ではない。そのとおりだ。150-200年になっても年の取り方という観点の文章は後生へ残されるのか。年を重ねること。貴重な体験。希有な時間。日常。

2010/02/23

最適

2010.02.22 晴れ

平成22年2月22日。前回は平成11年1月11日。次は平成23年4月5日。自分が起きる頃、各駅で行列を作っているかなと想像していた。甘い見通しかも。マニアなら前日、あるいは前々日から並んでいるかな。

午前中、確定申告の仕上げ。入力と印刷、製本。決算書の数字を見て目をギュッとつぶってしまった。見たくない。でも見なければならない。目の前の数字を平均と比較してしまう。嘆息(笑)

昼から提出。税務署まで徒歩35分。空いていた。3月の第1週あたりから混むのかな。それともギリギリか。平成22年2月22日のスタンプを貰う。

帰りは浜大津の商店街を歩く。一軒の本屋。今まで何度も前を通っていたのに、今日は思わず立ち止まった。外から見える本棚。並ぶ岩波文庫。その量にビックリ。自分の意識より先に足が本屋へ。昔からある本屋さん。たぶん、大学や高校の教科書を受注しているのだろう。官報がバックナンバーまであった。岩波文庫のラインナップに目がくらむ。これだけ揃っていればひょっとしてエマソンがあるかもと期待を膨らませつつ探す。残念ながらなかった。でも、大阪駅の紀伊国屋よりも多い。『コモン・センス 他三篇』 トーマス ペイン を購入。あと、『青春と読書』, 『COURRiER Japon 2010年 03月号』 を購入。

本を選んでいると一人の女性が入ってきた。常連客みたいだ。地図の在庫を訊ねる。専門分野の地図らしい。あいにく置いてなかった。店主は電話をかけはじめる。何件も。出版社? 卸? 5件目ぐらいか、女性がお手数をおかけしてと恐縮したら、「これが仕事」と店主は歯切れの良い口調で笑った。結局、どこの業者も在庫を持っていないらしく、女性が店を出ようとしたとき、店主は「○○の書店へ行ってみて」と伝えた。

女性客の姿が消えると、店主は○○の書店へ電話して、そちらへ女性客が伺うかもしれないと伝言。その電話を切ると、また電話をかけはじめる。別の用件かと思い耳をそばだてると、また地図の在庫を問い合わせた。自分が精算するときも問い合わせていた。ファンになった。

森博嗣先生の 『スカイ・クロラ』 シリーズには、「最適な健闘を」という台詞がときおり現れる。とても好きな台詞だ。虜になった。なぜなら、最適の意味を考え続けなければならないと感じたからだ。

どうして「最適」なのだろう。最善という単語。最善を尽くす、と言う。自分の行為について可能性のある中から最もよい状態を発揮する、といった意味で使われる。最大限の能力を発揮する、あるいはできる限り良い手立てを行うと表現する。

でも、最適は異なる。特に相手と自分の間で成立する行為である場合、最適は変化する。極端な場面を想定する。大学院生が専門用語を使って研究を解説する。その相手が小学生なら最適と表現できない。大学院生は最善を尽くして説明したとしても。この反対の事例もある。自分は最善を尽くして説明したとしても、相手にとって不足であり最適ではない場面がある。

相手と自分の間で成立する行為である場合、最適は相手と場によって変化する。自分の能力を抑制した場面、あるいは自分の能力を超えた次元を求められる機会、いついかなる場であっても最善を尽くせば最適が維持されるわけじゃない、と自分は思う。

最適と最善。相関関係と全貌を理解していない。今の自分の感覚を備忘しておく。

2010/02/22

怒ってる?

広島県産業奨励館

青筋 青色の筋。特に、皮膚の上から見える静脈。

『岩波国語辞典』 西尾 実 P.8

青筋を立てておこる、と云う。擬音語のピキッが付け加えられた漫画をイメージしてまう。"丼"の真ん中の点がない記号が顳顬あたりに書いてあって、怒って表情。生のシーンで青筋を立てておこっている人を見たことない。でも、青筋が立っている腕ならある。その腕を見ると、ああ、生きてるな、って思う。透明感。自分の素足を見ると甲に青筋が浮き上がる。血がドクドク流れている。生命の活動。

青筋を立てるぐらい怒ると、脳に直接的なダメージを与えるんとちゃうのって妄想してまう。なんせ、ピキッやし。ピキッはガラスが割れる音でもあり、割れる、ああ、脳髄がパカっと裂ける、否、ミクロン、ミリの穴があけられる。そこから血がドクドク。膜へ侵入。

やっぱり青筋は手足に立てているほうがよい。怒りは自分に向け、静かに怒るとよいな。他人へ怒ってもピキッピキッピキッが増えるだけやし。それで、自分の脳髄を破壊していると体感すると青筋を立てておこりたくなる。ピキッ。

教授

2010.02.21 晴れ

朝はまだ寒い。天気予報を聴いていると、そろそろ朝の寒さはやわらぐかな。といっても滋賀県南西部はたいした寒さではない。大阪人の自分にとって厳しい寒さであるだけ。

午前中、読書。ラジオをBGMにしていたら、キーワードが耳に入ってきた。本の意識はシャットダウンしてラジオの意識がブートし、耳をすます。数学、教授。藤原正彦先生だった。現在、先生はお茶の水女子大学名誉教授。この大学の関係者の著書を読む機会が多い。外山滋比古先生や土屋賢二先生など。ユニークなキャラクタを持つ教授が多い大学、というイメージを持っている。

30分ほど聴いていた。藤原先生の声調は少し高く、穏やかな口調。自分は品格に関連した言説の一部を賛成しない。でもそれらは些末だ。先生の話は国粋や懐古のような印象を与えかねないと思う。なのに話を思想の水準へ押し上げないよう留めている。何が留めているのか。知性と機知。先生の話は機知に富む。話がいくぶん乾いてきたようなトーンになると、さっと水をかけて潤いを与えるエピソードを盛り込む。反対? 話がジメッとしてきたら、さっと拭き取るようなエピソード、どちらだろう(笑)

そのエピソードが揶揄や批判のたぐいじゃない。ニッコリ。海外との比較もおもしろい。比較は内容をコントロールしなければならない。コントロールできない比較論は感情の捨て場になる。排斥と攻撃の単語が羅列され、話し手は自分の駁説に酔っている。自分の関心は、知性にある。何をすれば知性を獲得できるか。何をすればなんてまったくわからない。わかるわけがない。そもそも知性の定義すらできない。それでも知性に欲望する。

午後から散歩へ。自分は近所を小一時間と想定して奥様へどっち方面へと訊ねたらシャトンと返ってきた。うわ、それ隣の駅。滋賀県の隣の駅は大阪の地下鉄の隣の駅ではない。まぁ、時間が惜しいわけじゃないし、変化を眺められると急に楽しくなって決定。パンを買うためにわざわざ隣の駅へ。この馬鹿馬鹿しさ、無駄がおもしろくて笑ってしまった。

シャトンのパンはとてもおいしい。お店の中でパンを吟味。たくさん買っても食べられないし、作り立てのパンを数日後に食べるのももったいない。玄米の食パン、4枚切りを購入。

隣の駅へ歩いてシャトンで吟味して帰宅。この間に男子なら42.195kmを走るのかと思うと、人間の時間っておもしろいなぁと思う。時間と距離、距離ではなく空間移動か。今日の空間に存在した情報量はGBかTBかPBか。EB,ZB,YB。視覚と聴覚と触覚はどれだけの情報を入力したのか。

2010/02/20

落胆

2010.02.19 晴れ

朝からバタバタ。M先生のブログが更新されていないので心配。なのでサーバから写真をダウンロードしてチェック。 オリンピックを視たいけれど実況は嫌い、プロの解説は好き。我ながらややこしい嗜好。実況の音声だけ消音したい。YouTubeや海外サイトで閲覧したほうがストレスフリーか。

11:00前に出発。大阪駅の紀伊国屋書店に立ち寄り 『ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう』 藤井 直敬 [to Amazon], 『Web制作の現場で使う jQueryデザイン入門』 西畑 一馬 [to Amazon] を購入。とても不愉快な行為を受けたがそんなことで苛立ちを感じるのも馬鹿らしいので落ち着かせる。Amazonでよいなと判断させるひとつ。ただ、AmazonではjQueryの本を事実上入荷されていない(2週間以上待ち)なのでしょうがなかった。書店で1時間ほどウロウロして頃合がよかったのでF先生の医院へ。

13:00前に到着。ミーティング。15:00終了。その後、診療の合間にF先生と打ち合わせして17:00すぎに退出。

その足でM先生のミーティングに参加。M先生の話を伺い、自分が返答する。M先生の表情を伺う。気になることがあった。気のせいだろう。毎回、適切な咬合が保持されるとしたら、それは奇跡。むしろ、合わない、しっくりこないほうが正常だろう。その原因は自分だ。分析しなければならない。

20:30頃終了して帰宅。22:00すぎに京都へ到着して乗り換えの電車を待っているとき、とても寒かった。足元からジワジワ冷えてきて、列車が到着する5分前からジンジンしてきた。そんな経験が久しぶり。空腹だったからかもしれない。

自宅に到着して玄関を開けて驚いた。一人だった。うっかりしていた。奥様は週末里へ行った。そのままコンビニへ引き返し、インスタントカップのはるさめスープとおにぎり1個を購入。暖かくてほっこりした。

『うるさい日本の私』 中島 義道 [to Amazon] ほどではないが、今日のJRは度が過ぎていたように思う。JRは自分を大人と認めていない。至れり尽くせりの放送から判定できる。一見、謙った最上級の敬語を使っている。でも敬う言葉ではない。上から目線の丁寧な文字列である。車内放送の内容や言い回し、何から何まで注意する行為に疑問を抱く職員の方々はいらっしゃるだろう。それらの個は表現されない。現場はささやかな抵抗を試みて言い回しを微妙に変えたり、感情を注入している。

わかる、ということは、何かを知る、理解する、ではなく、相手が存在してようやく到達できると思う。相手が何をわかっていないのかを認識すること。相手がわかっていない理路と行程を再現できる表現能力を身につける。それがわかるという行為だと今は判断しておきたい。

2010/02/19

新鮮

2010.02.18 晴れ

寒い。明日は雨水。雪解けか。今年の琵琶湖は深呼吸しているのだろうか。比良山系や北湖の雪が流れて、循環してくれるよう祈る。

昨日の続き。アルバイトの残り35%を完了させる。夕方、完了。昼間、実験してみたいことがあってイオンへ。2月のお客様感謝デーは19,20日らしい。バイアスがかかった感想として、お客様感謝デーの品物は総じて高い。5%OFFといっても、野菜やお肉が高めに設定してあるような気がする。だけど、5%OFFだから客は多い。今回、お客様感謝デーの前になると、商品入れ替えや価格を再設定するために、値引き販売するのじゃないかと思い立ち確認したくなった。

結果、1回目の実験は成功だった。お米が20%引きで販売されている。あと、売り場を歩くと、値引き商品には共通点があるようだ。この共通点を分析してリストしておけば、次の実験で使えると思う。今まで気づかなかったので残念だったけど、なんだか少し嬉しくなった。

大手量販店のMacの売り場をのぞくと、最近、年配の方が目につく。みなさんある一つの商品の前に立っている。iMacだ。特にiMacの27inchをさわっている人が多い。新鮮な映像だと思う。今までMacの売り場で年配の方々を視認する機会は少なかった。何に惹かれたか伺ってみたいところ。

京阪電車の「おでんde電車」も好調のようだ。金・土曜日の運行に平日も追加されるらしい。車内がのれんやちょうちんで飾られ、居酒屋風になる。参加者は持ち込みもOK。2月や予約で一杯だったらしい。浜大津→石山寺→坂本→浜大津の1時間40分の運行。おもしろいアイデアだと思う。

大当たりはしないけれど、一部の人々が期待している要求がある。年配の方々はiMacの大きな画面と簡素な作りに興味を持ったかもしれない。Windowsマシンが悪いのではない。止まって飲むより、ゴトンゴトン揺られながら飲む方が臨場感があっておもしろいのかもしれない。

奇をてらった新しさも新鮮な感じを受ける。また、旧来の様態へ変化を加えて新しくすることもある。また、同じ事をやっているのに新鮮に受け止められる名人技もあると思う。新鮮であること、それを考え抜いてアイデアを出して実行していきたい。常に新しいものを求めて。変わり続ける。あれ、あの人、もうこのポジションにいないの、って言われ続けたいな。

2010/02/18

要素

2010.02.17 晴れ

昨日届いたアルバイトの資料を開封して夜中までかかって30%の進捗だったので、朝からペースアップ。夕方までに65%完了。なんとか明日で終わりそうなめどが立った。

17:00前に出発して19:00にF先生の医院へ。途中、大阪駅で下車して本屋へ立ち寄り、『「あなた」の哲学』 村瀬 学 , 『創るセンス 工作の思考』 森 博嗣 を購入。大阪駅はたくさんの人。帰宅時間と重なったからかな。少し酔った。あと、携帯電話のディスプレイと見ながら歩く人が多い。突然停止する可能性が高い。行動を読めるけれど怖い。

19:00から先生とミーティング。最初、先生と自分の二人だけで二人でしか打ち合わせられない内容について検討。テーマは専門外であるし、自分は従業員を雇用した経験を持っていないのでまったく未知の世界であるけれど、それでも相談していただけることが不思議でもありありがたくもあり、新鮮でもある。自分の意見をしっかりと伝えること。相手の不安と疑問を払拭する質問を投げかけること、この2点は変わらない。

20:00頃からK先生とI氏に参加してもらい、医院運営について打ち合わせ。一人の患者の"全体"をテーマにそれを要素へと還元していく。もちろん、その瞬間にひらめく要素をホワイトボードに書いていくので正解はない。要素は無限である。無限を認識して有限を抽出する。抽出された要素を理解するより、要素を抽出するプロセスを可視化して共有することが大切だと思う。1時間ほど議論した。

ホワイトボードに書かれた要素は単語の羅列。並べただけ。単語をつなげて文脈にする。言葉で思考して理解することは必要だ。でも、それだけではない。隠れた事象をあぶり出すには、頭の中で展開する力が求められる。想像が展開し、映像を頭の中で表現し、死角を探す。『創るセンス 工作の思考』 森 博嗣 で書かれていたように、ものづくりのセンスとコツは言葉の思考で身につかない。それを肝に銘じてミーティングを運用する。さもないと、言葉がたくさん生まれたことに満足する。たくさん言葉を知ると嬉しい。そして、解決したように錯覚する。何も作っていないのに。

院長先生、K先生、I氏は、言葉に満足しない人たちだから全幅の信頼を寄せている。いわば、ものをつくる人たちだ。ものづくりは工作や工芸、職人の方々の行動だけじゃない。

21:00ごろに終了して、そのまま食事へ。久しぶりの空間でI氏から次々とビールを注がれ酔っぱらった。おしゃべりが過ぎたように思う。年を重ねておしゃべりを減らしたいと思う。まだスタートラインにたったばかりであるけれど、とにかく自分にまとわりつくあらゆる要素を精査して削りたい。そぎ落としたい。外連味のない言動を心がけたい。

2010/02/17

純正

2010.02.16 晴れ

午前中、DB制作。書籍、第三章をやり直す。上手くいかず。要検討。昼からF先生とK先生、O先生の検索エンジン対策。その他、ページの調整。F先生のサイトのコードを全面的に見直したい感じかな。その後、アルバイトの資料が到着したので没頭。

夜、休憩をかねて、Mac mini G4を分解。もう何度分解したことか。アメリカから純正のFANが到着したので、開腹して設置。メモリも1GBに変更。蓋をあけたまま、スイッチをON。すごく大きなジャーンの後、HDDが起動せず。焦った。PRAMやPMUをリセットしてもダメ。しばらく悩む。再度、分解して各パーツがきちんと装着されているかチェック。もう一度、蓋をあけたままジャーン。無事起動。セーフモードで起動させてから稼働。その後、ハードウエアテスト、OK。1回目のスイッチONの時、純正FANが無音に近かったので、耳を近づけた。それでも回転しているか判定できなかったので、CDドライブをはずして回転を確認したぐらい。

Mac mini G4が好き。性能は旧世代だし、業務用に使えないけれど、フォルムをすごく気に入っている。開腹して中を見ると、よくこんな小さな箱にロジックボードとHDD, CDドライブ, メモリを詰め込んだと思う。所々雑な配線も見られるけれど、あまり気にしていない。とにかく小さくて無音。すごく快適。次もIntel Mac miniを購入したい。

開腹して起動まで1時間ほどかかったけれど無事終わったので、アルバイトを再開。夜中就寝。眠い。

2010/02/16

標的

2010.02.15 雨

朝から雨。球根はすべて芽が出た。降り注ぐ。水やりをしなくてよいので嬉しいけれど、薄暗いのでよい気分ではない。といっても仕事に影響はない。天気予報では今週いっぱい寒い日が続き、来週あたりから暖かくなるらしい。といっても仕事に影響はない。といっても日常に影響がある。ややこしい。

午前中、K先生のページ制作。スタッフの方々の紹介ページを入れ替え。コメントと写真が送られてきたので加工してアップ。なかなかスタイリッシュな紹介ページを作成できた。午後からDB制作。書籍、3章終了。定期健診の案内ハガキ自動化を作成できた。が、思わぬ落とし穴。3章を見直す必要あり。

1999年11月、滋賀県に引っ越してきた。翌年の1月頃、JR.の社内アナウンスが、"長浜ボンバイエ"と放送しているのを聞いて、長浜とアントニオ猪木氏は何か関係があるのかと思った。イベントらしいと理解したけど、関心なかったので詳しく聞かなかった。記憶が正しければ、今ほど長浜も観光地になっていなかったと思う。で、さらに翌年の1月頃、同じ放送を聞いた。長浜ボンバイエ。さらに翌年も。毎年、猪木氏にまつわるイベントをやるなんてよほどの関係なんだろうと思った。で、奥様に尋ねたら大爆笑された。長浜盆梅展だった。

そういう思い込みが激しい。号泣という単語を高校3年生まで"ごうしゅ"と思っていたし、それを当時の彼女にしゃべったら、彼女は涙を流した。結婚するまで刷毛をパケと思い込んでいて、パケをとってと言ったら奥様はしばらく起き上がれなくなって、救急車を呼んだほうがよいか悩んだ。

思い込みは怖い。河野先生によるとある通夜に黒の略式喪服を着て父親にぶん殴られたそうだ。それ以降、適切な色の喪服を着ていたら、ある時、麻生さんから褒められとか。

思い込みが価値観を生み、相対から絶対へ変化する。事の始まりは、思い込みであり、如何様にも修正できたのに、自分の面子に拘泥し、恥をかきたくないから価値観と名付けられるまで育てた。その価値観も相対であり多様であったであろう。やがて、相対と多様を殲滅する基準が現れる。誰が作った基準か。疑わない。心地よい響きと切れ味鋭い弁舌が標的を探す。標的は相対と多様。一つの相対と一つの多様を殺したら次はどこだ。どこにいる。比較。自分より優れた才能、潤沢な財、恵まれた環境。比べる。上下。階層。それらを殲滅せよ。狩れ。下界の狂態よ、巫山戯てろ。

2010/02/14

街角

2010.02.13 晴れ

午前中、雑用。確定申告の準備や領収書の整理など。95%完了しているので来週にでも提出しよう。午後からCARAVANへ。修理をお願いしていたかばんを引き取りに行く。てくてく歩く。

トタン板のお店が好き。ご主人曰く、冬は極寒、夏は蒸し風呂らしい。薪ストーブの灯があったかい。修理箇所を確認してお礼。その後、お店のソファでほっこり。ここへ来ると、ほっこりしてしまう。ご主人はミシンを踏んでいる。お互いに話しかけることもない。適度な距離感を探って近所の食べ物屋さん情報を消極的に交換したりする。CARAVANのかばんはリーズナブルな値段。否、安いと思う。だけど、それは二の次。自分のかばんを作ってもらえるって理由でお世話になっている。どんなかばんにしようかひな形と生地を選んでいる時間が嬉しい。今年の母の日のかばんも作ってもらった。すごくよい感じでとても気に入った。モノを増やさないよう削っていく、あるいは買わないようにしているけれど、CARAVANのカバンは部屋の中でたくさん並べたくなる。

お店を出たのが15:30頃。浜大津駅から大津駅界隈を2時間ほど歩く。移り変わり。小さな発見。変化。あるべき場所になくなり、なくなった場所に現れる。廃業と開店。新築。廃墟。主を失ったガラクタ。玩具。不法投棄。路地裏。植木。お店の構えをじっと眺める。古本屋にいる小学生。煌々と輝く美容院で髪を切る美容師。格子窓。格子戸。地域の不平不満を述べる。簡単だ。思いつくままに述べられる。だけど、ほんとうに見ているだろうか。自分の理想の地域を勝手に思い描いて、それが実現されていない地域を嘆いている。自分の表現の拙さ、思考の愚かさに気付く。とても充実した2時間だった。

浜大津駅前の立ち飲み屋さんで食事。久しぶりの外食。奥様と二人で4,410円。美味しかった。ちょっと食べ過ぎ。観光客に間違えられた。なのに、スタンプカードを作ろうとするご主人。おもしろい。愛嬌って才能の一つと実感。住まいを聞いて驚いたらしく、その勢いでスタンプをどんどん押していく。6,000円食べると500円の割引。ポンポン押す手は6,000円を突破。次回500円割引と微笑。上から目線でも媚びた姿勢でもない微笑。

街角でまた発見した。

2010/02/13

悩乱

2010.02.12 晴れ

寒い朝が続く。天候が芳しくない如月。午前中、DBの制作。一歩、一歩進んでいる感覚があるし、ひとつがわかると、ひょっとしてアレもできるのかと期待が膨らむ。ものづくり。おもしろい。

15:00前に出発して神戸へ。O先生へ印刷物を届ける。昼得切符と宅急便の価格と比較したらほとんど変わらなかった。だったら、折り曲がるリスクを減らせられるので自分で運ぶ。途中、尼崎-立花間の踏切で非常ボタンが押されたらしく列車が9分停車した。

17:00前に大阪駅へ戻り。書店へ。『虐殺器官』 伊藤計劃, 『Self-Reference ENGINE』 円城 塔, 『われわれはなぜ死ぬのか ――死の生命科学』 柳澤 桂子 を購入。ここにも偶然と必然が織り交ぜられている。パソコン工房でMac mini用のメモリを購入。アメリカから純正のFANが到着したら開腹予定。この際、HDDをSSDへ変更したいけれど、PATAのSSDよりMacBook 黒のSATAのSSD化が優先なので我慢。SSDを眺めていると 『イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』 がちょっとだけ理解できたような感じ。

18:00前に目的地到着。19:00からM先生のミーティングだったので、マクドナルドでコーヒー。iアプリを起動してクーポンを取得、Edyで支払い。少し大きめの声でないと、iDと間違えられてしまう。2Fの禁煙席は満席。順番待ち状態。3Fの喫煙席は空いていた。4Fもあるのか、喫煙席らしい。比率から判定すると喫煙者の利用が多いということか。

19:00からM先生のミーティング。アジェンダを作成していた。驚いた。ミーティングが進化している。アジェンダ作成, ファシリテーション, タイムキーパー, 書記と各自が役割を担う。粘菌が高度なネットワークを構築する記事とリンクしたみたいでワクワクした。ただし、各自が自分の役割に没頭しすぎて、ミーティングを忘れてしまったら本末転倒。だから、役割の分担とミーティングの参画、両者のバランスを保持できるようハンドリングしなければならならい。70分ほどで終了。すごくよかった。次回も楽しみ。21:30すぎに帰宅。

自分の役割は何か、と悩乱する。自らその機会を設定する行為は大切だろう。ただし、自己言及の矛盾を承知しなければならない。自分の役割、問い続け、発見できず、苛立ち、周囲に当たり、反省し、嫌悪し、前進。でも、ある時、フッと映像処理される瞬間がある。ミーティングの空間で役割と脚本を設定して演じようとしている時は躰と脳髄がバラバラで気持ち悪い。気持ち悪いからやめる。演じるけれど、力を抜く。自分がコントロールできる事象を精確に処理し、無心が訪れるよう祈る。その言動を周囲が勝手に評価した。刹那、評価した空間に存在する自分、自分が自分を観察する。評価した空間は変化。気付く。ひょっとして自分が演じた役割の極小の要素が空間へ微少な影響を与えた結果かもしれない。そう分析する。もし、分析が正しいならば、と仮定して内観。内観が映像処理する。自分の役割。映像化された役割を言語化しなければならない。言語化できるまでさらに悩乱。悩乱, 行動, 観察, 分析, 発見, 懐疑, 映像, 言語, 絶望.....そのリピート。

目の前にある知を発見する行為からすべてがはじまる。そして、はじまったにすぎない。

2010/02/12

あれ、何色? 青に見えます?

厳島神社

青青 いかにも青いさま。また、一面に青いさま。「ー(と)した麦畑」

『岩波国語辞典』 西尾 実 P.7

青青、青が二つ重なって未熟と未来が待ち構えているわ。色の表現はややこしいおまっせ。青青した麦畑って、あれ、青に見えます? 屁理屈とわかっていても理屈をこねたくなるねん。

青、青菜、青果.....どれも緑や。たぶん、昔の人は緑を青に見えていた、わけじゃなく、青と緑に意味を持たせる、というか、単語に色を使うなんて、ヒトの感覚がおもしろい。

青と緑、といえば、赤が揃えば、色の三原色で、色は哲学や文学ではなく、物理現象であって、ちゃんと説明できる。大昔のヒトは色の物理現象を理解していたん? 青と赤のコントラストは美しい。鳥居が赤であるのも意味があるんやろうし、理由があって、朱なんて云う。空は青、木々は緑、そこに赤の鳥居。

科学万歳! ではおまへんが、科学を学んで現象を理解すれば、現象を表現する言葉の成立や意味を発見できる。それが哲学やったりして。で、哲学を知れば、今度は科学を探求したくなる。哲学と科学、仲がええやん。

おお、そうか、科学と哲学、だから科学哲学みたいなトリッキーな学問もあるのか、科学を学び哲学を知る、そうすればヒトの道の真髄を究められる、と書いた時点では、まだまだ青いでんな、僕。

忌明け

2010.02.11 雨

満中陰。精確には二月十二日。くしくも自分の誕生日に義父は極楽へ旅立つ。49日かけて中陰の道を歩き審問を受ける。六道のどの世界へ輪廻転生するのか。浄土真宗はみな極楽へゆくらしい。信心深くなったわけでもないし、関心もない。おもしろいと思う。

十三宗五十六派。政府が伝統宗教として承認した宗旨宗派らしい。現在は宗教団体法が施行されているので関係ない。十三宗五十六派どころか一万あるとも言われている。そして、信者は4億を超えるとも。日本の総人口を一億二千万とすると、全員が3-4の宗教を信仰している計算だ。クリスマスを祝い、大晦日に除夜の鐘をつき、その足で初詣すれば確かに3つ。この奇態を八百万の神と云い、うまく表現したと思う(意味が違う)。

四十九日。七日。七×七。7は不思議な数字。1/7,2/7,3/7,4/7,5/7,6/7.....分数の解を書き並べてみると驚く。美しい。『すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER』 の真加田四季博士は孤独と表現した。

満中陰。お陰様で、との挨拶。懐かしい響きでなくてよかった。そうお陰様で。地域社会や共同社会という声を聴く。地域は消えたかのように錯覚する。だからもう一度、地域を「見える化」しようと取り組む。行動する。ステキだし素晴らしい。ただ、「見える化」しすぎると、奥床しいふるまいが失われる。地域を形成する大切な要素である。

地域と死は連関しているようでしていないのか。興味深い。生は地域にあり、死は身内にある。死を迎えた、「方法」を気にし始めた人々がいる。「死に方」に悩む風潮はあった。だから健康が第一と"わざわざ"口にするようになった。今度は死を迎えた後の「方法」に悩む。葬儀は家族だけで、お墓はいらない、法事もしなくてよい、などなど。それらと呼応するように明瞭な葬儀が人気である。イオンは宣伝こそしていないけれど、葬儀業界へ参入して着実に売り上げを伸ばしている。人気の理由は明確な価格体系。

地域を「見える化」する一方、死は身内で、だけど無縁死は嫌、これはすべて同じ集合か。あるいは別の集合であり、それぞれの活動がクローズアップされているかもしれない。「わからないものはわかりやすく見えるようにしてほしい」という願いは共通している。

2010/02/11

諤諤

2010.02.10 雨

春の雨といった感じ。全国の気温を一覧で眺めると、身の回りと異なる日本の表情を伺える。20℃を超える地域があれば、-34℃を記録する地域もある。生活の様式はまったく違うし、文化も異なる。継承されてきた行事も違う。古来、気候は祭事へ影響を与えただろう。

終日、データベース制作。データベースとは何か、概念やファイルシステム、DBMSなどの参考書を読み、全体を理解しようとしたと思う。今回は違う。まずは制作してみることにした。無謀であるけれど、とにかくまずやってみる。書籍を片手に見よう見まねでFileMakerを動かす。書籍のとおり動作すると嬉しい。そして少しアレンジすると失敗する。なぜだろう、と考える。その繰り返し。やっぱり自分はマップラバーになれないなぁ。マップヘイターか。

F先生とメールでいくつかやりとり。諤諤か。自分は頑固だし、議論の最中、敬意と感情を切り分けてしまうので、不躾な文章を書いていると後で反省する。侃々諤々の議論とは、様態を表現した便利な単語であるけれど、実態は感情の影響を受ける。感情や遠慮を分離させ、議論の中心に敬意だけを置き、互いの意見を述べ、そこから第三の視点へ昇華させ、新たな知性を得る、という行為は理想にすぎない。でも、その理想をあきらめたくない、と常に考え、チャレンジする。試行錯誤から感情と礼節の意味を発見するようにもなった。そして、その発見をまた疑う。

休憩をかねて近くの本屋へ。 『子供の科学 2010年 03月』 を買う。当初買う予定だった、文庫5冊は置いてなかった。どれも02/09, 02/10の販売。『アイディアのレッスン』 が20冊以上山積みされていた。みんなこの本を買うのだろか。売れなければ返品すればよいのだろう。悪い意味ではない。ネットから書籍を買えるようになったのだから、大手書店の一販売所であっても、現場が仕入を判断したほうがよいと思う。地域や立地によって購買は異なるはず。この本屋の売り場も文庫以外のラインナップはユニークだ。売り場をつくっている。どうして文庫は、上からの押し売りみたいに販売しているのだろう。

生命が機能パーツの集合体に見えるのは、部品還元論的な見立てをすることによって、そう見えるだけのことであって、その成り立ちからモジュラー組み立て方式によって作り上げられたものではない(『もう牛を食べても安心か』)、と福岡先生は主張している。一人の人間が描写する全体の範囲はどこまでだろう。全体と部分、という腑分けが間違っているのか。組織を生命体と置き換えて考える、その比喩と前提がおかしいのかもしれない。それでも、組織を外部から観察したとき、全体と部分と腑分けしたくなる。全体の概念があるから部分という思考が発生する。一人一人が役割を果たしていても、全体は役割を十全に果たしていると満足しない。当然である。もし、満足してしまえば、組織の成長は止まる。成長というより、持続可能性が低下する。このあたりに、組織と生命体の差異のとっかかりを見つけられるかもしれない。チャレンジしてみよう。

2010/02/10

ブログをKindleで、遺言です

パーソナルデータを世紀単位で保存できるのでしょうか?

ネットがパーソナルデータを世紀単位で保存できる仕組みを提供できれば、ヒトは情報に対して新しい概念を構築するんじゃないか、実現すればヒトはネット上で進化できるんじゃない? って想像しました。

まず、話を書くにあって以下の3つを想定していません。

  • 一企業の事業を想定していない
  • 新旧技術の対決を取り上げない(紙か電子書籍か デジタルカメラか銀塩かなど)
  • 専門的知識と技術を知らない

AppleはiPadを発表して電子書籍のプラットフォームを用意しました。iPadを使う広告写真を見ると、Appleは日常のシーンでもっとインターネットを提案しているように僕は感じました。生活のタスクをもっとオンラインへの提案です。

一方、対抗馬?!のAmazonはKindle向け自費出版サービスを米国外に拡大すると発表しました。GoogleもOSやブラウザ、スマートフォンなど次々と統合環境を提供しています。

僕はApple, Google, Amazonの100年後を予測できません。存続しているかもしれない、これらを廃業へ追い込む企業が現れるかもしれない。それでも、アイデアやインフラ、プラットフォームは姿形を変えて残っていくと想像します。

自分のブログをKindleから自費出版

KindleでなくてOKです。自分のブログ(ブログでなくてもOK)、アウトプットしたテキストを自費出版できるようになるでしょうか? その保存期間は? 自費出版が浮かんだのは、死んだ後を想像したから。文章を残したいと願う人はいるかもしれない。自分の子供や孫、その後の子孫へ、自分の思考と言葉、表現を残したい。伝えたいと願う気持ち。僕はブログを自費出版して後世に残したいと考えていない。でも、願う気持ちを否定しません。むしろ気持ちはますます強くなるんじゃないかな。

自費出版を拡張させて自分の死後を想像した時、身の回りの整理と処分を誰かにお願いしなければなりません。妻か子供か親族か、第三者か。通帳とクレジットカードは必要最小限で常時稼働中。だから手続きは円滑に進むと思う。今後も住居を頻繁に変えなければ、謄本を取り寄せる手間は少ない。

ただ、デジタルデータとインターネット関係のデータはやっかい。ドメインやファイルサーバへアクセスできない。まぁ、死んだら些末な事を含め何も気にしなくてよいし、できないからどうでもいい。でも、これもまたドメインを墓石としてずっと所有して欲しいと願う人がいるかもしれない。

そうやって身の回りを眺めると、勝手に残る物(食器, 洋服, 趣味.....)と残したい物に分けられます。前者はアクセスフリーだから、誰かが整理して保存したり処分するでしょう。後者は残らない可能性が高い。意思表示や具体的な指示を残さないと残せません。例えば、写真をプリントすれば100年ぐらいは残せるかもしれない。光学メディアも100年程度かな。1,000年後の人へ写真を残したいと期待したら?

パーソナルデータをネットへ保存して検索してもらう

絵, 文字, 石, 紙, 印刷, 写真.....。数千年前から人は記録を残してきました。当時の最先端技術を使って残し、あるいは芸術として残す。記録と表現は人の思考と言葉を伝えてきた。日本人は平安時代の小説を読める。偉業だし、すごくステキだと思う。

では、1,000-2,000年後まで今の時代の記録を残すとしたら? それが検索できればよい。しかも公式文章だけでなく市井の人の思考と言葉、表現を検索できればなおよいです。

記録と検索に必要な要素は何だろう。適切な要素を抽出してリストできないのでもどかしいです。経験からイメージするとしたら、巨大な図書館でしょうか。分類学の古典から最先端の手法を活用して保存されるような感じです。

情報は変わらない

検索エンジンを使って検索すると、情報の鮮度を気にしている自分を認識します。タイムスタンプが新しい情報が正確であるような錯覚。検索する分野にもよりますが、専門知識を除けば鮮度を気にしてしまています。それが自分の感覚です。

情報は変わりません。一度、アウトプットされた情報はユニークです(のはず?!)。更新されて内容がすべて書き換えられれば、それは別のユニークだと思います。

現在のインターネットと検索エンジンだと、情報の認識を進化させるとなるとアクセスするヒトに依存しています。優秀な方々はすでに情報の認識を書き換えられていると推察しますが、僕はまだまだです。

パーソナルデータを世紀単位で保存できる動作環境を実現しようとすれば、エネルギーや技術の問題、ビジネスの問題に直面します。さらに、まったく新しい検索技術の構築も必要かもしれません。ただ、それがいつかわからないけれど、実現に近づければ、アクセスするヒトに依存したネットではなく、ネットが進化を促してくれるような存在になるんじゃないか、と期待しています。

って、ネットを構築するのは誰か、という質問を答えられないと本末転倒ですね(笑)

恩恵

2010.02.09 曇り

朝は前日までと比べ寒くなかった。 予報どおり。前日比+8℃らしい。球根の芽が出てきた。ちょっと早いような気がする(初めてなので知らない)。花が咲くとよいな。

午前中、O先生のプローフィルを印刷。プロフィールを印刷した光沢紙をアクリル板に挟んで医院の待合室の壁に取り付けている。今回、その印刷の修正と新たに症例写真集に挿入したいとの依頼だったので制作と印刷。

ちょうど一区切りついた頃、カナダからSkypeで入電。会話(日本語で)。問題を解決できて安心。技術の恩恵を実感。素敵な時代だ。MacBookのディスプレイの向こうはカナダだ。距離をまったく実感しない。音声と映像はクリア。おまけに、向こうのPCのディスプレイをこちらに映し出せるので、操作方法をすぐに教えられる。M社はカナダに事務所があるのでSkypeを常用しているだろう。試しにIDを検索すると見つけられた。外国人が無線LANスポットでスマートフォンやノートのディスプレイに向かってしゃべっている気持ちを理解できる。かねがね書いているとおり、数十年後には移動の概念が書き換えられると実感。

午後からF先生のDB制作。まずはサンプルを書籍のとおり制作してみる。まったくわからない。でも続けてみよう。

恩恵といえば、政治家がネットで実情を訴えるので問題を理解できるようになった。今日も河野太郎さんのブログを読んで自民党に嘆息。政権交代が実現したので、民主党政権が機能しなくなったら、次の政権交代がやってくる。それは今の自民党であるはずない、と感じられる一幕。何年も前から選挙でネットを解禁しろとの意見がある。それに対してデジタルデバイドを指摘すす。もし、今でもそれが理由だとしたら滑稽。デジタルデバイドという単語を建前にして逃れている。

ネットで選挙活動すれば、興味を抱く人は自らアクセスする。政治家は自分の主張を映像や文章で充分に伝えればよい。名前だけを連呼する選挙カーは必要ない。ネットへアクセスできない方々へはミニ集会を開く。そのための時間をどんどん作ればよい。真摯な態度で活動している政治家はミニ集会をやっている。

選挙は静かでよい。集会とネットが機能すれば、わが党の候補者であればたとえ豚が立候補しても投票する、というジョークが日本でも通用するだろう。自分が生きている間に実現しないと思うけど、いつかそうなるように願いたい。

夕方、M先生から連絡。久しぶりにお声を聞いて安心した。緊急の依頼。内容を伺って躰が一気に緊張する。電話を終えると、さっそくサイトの変更。M先生の心中を察しながら制作。夜までかかった。そのあと、M社のトップページを変更。S社のページ制作。23:30頃終了。

『禅とオートバイ修理技術〈上〉』 [to Amazon] , 『禅とオートバイ修理技術〈下〉』 [to Amazon] を購入。非常に楽しみ。

2010/02/09

予約

2010.02.08 晴れ

午前中、M社のトップページを変更。密かに(って一人なので密かにでもなんでもない) 進めてきた変更がようやく完成。クライアントへメール。

その後、F先生のWikiを確認。院長の意見を読む。予約管理に言及されていた。院長の意見が採択されるであろうから、現在思案中の予約管理システムは却下。餅屋は餅屋に任せたほうがよいとの判断だろう。DBにも関連するかもしれないので要確認。週末、I氏からメールがあったので数回やりとりした。

M先生とメールでやりとり。その後、日曜日の続き。インストール作業と環境整備。夕方にはDBの構築環境を整備できた。あと、MacPorsからMySQLやらインストールするかどうか思案。まぁ、必要最低限の環境は構築できたのでOK。

夕方、イオンへ。バレンタインデーの売り場がすごい。まったく関心ないので、過去の売り場を記憶していない。比較できない。売り場が年々広くなってきている気がするだけ。なのに、すごいと感じた点は品揃え。サントリーの販売員が山崎のミニチュアボトルを揃えていた。ウイスキーボンボンなら見たことあるけれど、ミニチュアボトルとチョコレートのセットは知らなかった。あと、チョコレート味?!のお酒があった。要は、チョコレート以外の業界からも参入していると考えてよさそうだ。来年は和菓子屋さんが何か商品を開発してくるかもしれない。バレンタインデーがチョコレートにとどまらず、贈与のイベントへ変化しているということか。

FileMakerのユーザインタビューでらむ亭さんの事例が掲載されていた。やれないことはないんだなぁ。すごい。すべて独学。FileMaker+Lassoで注文処理からサイト運営している。いずれ会計システムもFileMakerで一本化してハードウェア構成をシンプルにしたいと書いてあった。とても勉強になった。

らむ亭さんのシステムはPHP+MySQLで構築できるだろう。ご自身がインタビューで指摘されているとおりだ。他者がそう指摘することは簡単である。特に知識だけ理解している人はやってもいないのに大言する。知る、ことでそれを得たと思い込む。「言葉」を知っただけだ。

2010/02/08

黙黙

2010.02.07 晴れのち曇り

昨夜の続き。F先生のDBを作成するので、OS環境を一新。OSをSnow Leopardへ。朝からその作業。OSのクリーンインストール。OSのカスタマイズ。ATOK 2009の次はメモリ, ステータス, 環境設定関係のソフトをインストールして、ブラウザや常用アプリ。あとはFileMaker Pro 10。朝から黙黙と作業をこなす。文字通り作業だと感じた。

MacとOS周りの整備は何も考えず、只管構築あるのみ。使い勝手のよい環境へ。MacPortsでApache2, MySQL5, PHP5の環境構築していく作業と違うな。20代の頃はインストール猿で、こういった作業は好んでやっていたけど、今は一刻も早く安定環境を整備したら、あとはよほどのことがない限りいじらない。時間の価値観が変化したせいだ。

土曜日に積もった雪が溶けてゆく。今年は何度か雪が積もった。大阪から滋賀へ引っ越した初めての冬、白銀の景色を見てとてもびっくりした。大阪では雪が珍しいので、積雪の概念を持ってなかった。積雪の記憶はたしか高校受験の時ぐらいだった思う。寒さも堪えた。暮らし始めた2週間は、夜中寒くて毎夜目が覚めた。おまけに雪が積もるし、毎日降るわでえらい場所へ引っ越したなと思った。後でわかったことだが、その年は三八豪雪以来の大雪だった。

それを思い出しながら外の景色を眺める。見慣れた風景になった。寒さも堪えるけれど慣れてきた。慣れは怖い。異なった角度から現象を視る力を低下させる。一瞬で日常を判断してしまい、詳細へ目が向かない。コントラストにも気づかない。慣れは緊張感を奪い、危ないと知りつつ、凍った道を小走りする。目の前の景色は見慣れても同一の存在は全くないはずである。だから、五感と思考が鋭ければ、変化や対比に気づく。つまり、自分の頭はどんどん悪くなっているということ。

森先生のブログで読んだ禅僧の話をいつも思い出す。脳波の実験。一般人と禅僧が座禅をしている途中、5分に1度、ベルを鳴らす。両者の脳波が乱れる。禅僧の脳波は乱れなくなると予想されていた。実験の結果は予想を裏切った。2回目、3回目のベル、一般人の脳波は乱れなくなった。禅僧の脳は、いつも同じように乱れたという。無心とはこういうものを意味するらしい。あるいは初心とも云うかもしれない。

背景に存在する事象を視る力、その事象を幾通りもの物語へ組み立てる力、それらの源は感性だ。優れた感性は自分を常に揺らがせている。居着かない。初心を保つ。

要領がよくなりたい、狡猾でありたい、上手く立ち居振る舞い他人から高い評価を得たい、その気持ちを持った代償は感性を失うことだ。今の自分を分析してそう考える。他人の評価より日常の微細な変化に気づく感性を持ちたいと願う。

2010/02/07

一息

2010.02.06 晴れ

06:20頃に目が覚めた。もう一度寝たいのに寒いので寝られない。雪が積もっていた。ラジオのスイッチをON、FM77.0。土曜日はあいにくローカル放送が少ない。東京系の番組が多い。

昼からO先生とサイト制作のミーティング。見積書を最終チェック。価格がかなり高いかなぁとためらったけど変更せず。強気弱気ではなく、自分が制作するサイトの価値に自信を持っていると鼓舞して製本。

08:00頃からJR西日本のサイトで運行状況をチェック。大丈夫だったので12:48の新快速に乗ろうと駅へ向かうとダイヤが大幅に遅れている。サイトを信頼した自分が馬鹿だった。なんとか14:30前には現地へ到着。15:00からミーティング。その前に『リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで』 を購入。帰りの電車で読みたいところ。

終了後、O先生に感謝を伝える。自分が初めて制作したサイトがO先生のサイトであり、それがずっと気がかりだった。よかった。このサイトをリニューアルできれば、自分にとってひとつの区切りになる。そろそろ次のことを考えなければならない。

データが揃うまで時間がかかるので、今の状態で保留してほしいとのこと。ルックスとデザイン、ナビゲーション、情報の設計、それらすべてにOKをいただく。見積もOK。

23:00前帰宅。データをサーバと同期させ、明日の準備。明日は一日かけてMacBook ProのOSを入れ替える。Snow Leopardを導入してFileMaker Pro 10をインストールするつもり。F先生のデータベース構築のため。今のOSは3年以上使い続けている。少し安定性が低下してきたので、データベース構築をチャンスととらえMacBook Proの制作開発環境を一新しようと決めていた。たぶん、一日では終わらないと思う。おそらく2日はかかるはず。

O先生のサイト制作が一段落ついたので、F先生のデータベース構築へ着手。はじめての経験でまったく何もわからない。いわば素人が家を建てるみたいなもの。これが構築できて使えるシステムを提供できれば、自分にとってまたよい区切りだろう。

昨年から今年にかけてよい経験をしている。10年、サイトの更新を継続させることは難しいのだろう。自分の場合、めぐまれた環境にいる。それに気付いていながら、次の手を打たなかった。自分の浅慮が今の状態を招いた。悲観しているのではない。自分の言動を分析して評価した上で、次の生活の糧を探さなければ同じ轍を踏む。それがもっとも愚かな行為だ。今までご支援くださったクライアントの方々へ感謝。

2010/02/06

不言

2010.02.05 晴れ

奥様は木曜日から里へ帰っているので独りの朝。独りでもリズムは同じである。ただし、音が少ない。FMしか聞こえてこない。AMを聴けない。受信環境が悪い、あるいはラジオの受信性能が低い。どちらだろう。自分は前者と考えている。

午前中、02/06に伺うO先生の準備。今日と明日は神戸も寒いらしい。滋賀県も地域によっては1m以上の積雪との由。ラジオのDJはやっぱり広いと感心していた。

お昼前に出発してF先生のミーティングに参加。13:30頃からスタート。その前にMac miniの状態を調べる。バックアップは良好。cronもbackup3もエラなし。安定している間に次のシステム、メンテナンスフリーの簡単なファイルサーバを考えないと。それを構築できれば、自分もいなくても大丈夫だろう。あるいはネットワークの知識を理解している人なら誰でもリカバリーできるはず。

15:00前に終了。16:00すぎに失礼して大阪で調べ物。20:00頃帰宅。誰もいないので家がとても寒い。マイッタ。ショットグラスでロックのウィスキーを飲む。少しだけ躰がポカポカ。持続しない。頭のぽかぽかだけが続いた。

不況であっても通販は売れているらしい。データを持っていないので事実かどうか知らない。体感では納得できる。大阪の量販店へ行くと、品揃えは豊富だ。でも、値札が貼っていない、値札と型番が一致していないなど、細かいミスが多い。売場が広いから場所を把握できない。困ったことに人がいない(もちろん、"存在する "という点ではいる)。質問できない。自分はポイントにまったく興味がないので違和感が残ってしまう。

ラジオの通販を聴いていると、ジャパネットの説明は上手い。量販店に各種メーカのテレビがフロア一面に置いてあっても、自分が視るテレビは一台である。100台の中から選択するのは面倒である。自分が何を買ってよいのか理解できる人は少ないと思う(家電フリークを除く)。ジャパネットはその点を突いている。今回、なぜオススメするか、何ができるか、どういったシーンで利用するか、をハイテンションでしゃべる。家電フリークでなくてもちょっぴり知っている人なら嘲笑してしまうような説明もおかまいなし。でも、それがよいと思う。それだけ説明を聞けばあとは買うだけでよい、と思わせるトーク。画面の向こう側にいる人たちが質問したい点をカバーした説明。おそらくターゲットが明確なのだろう。だから微に入り細をうがつしゃべりが購買意欲をそそる。それに、ターゲットの人は、価格を聞いて価格.comで調べたりしないだろうから、安いか高いかなんてあまり気にしないのではないかな。

現場の現象を分類して抽象化する、パターンの認識や構造を議論する、それらの行為は必要である。反面、それが有言不実行に陥る危険を察知しなければならない。量販店の売場はよく考えられていて、売れ筋商品の配置やエスカレーター付近の陳列など勉強になる。でも、どうしてか、有言不実行の印象が残る。自分の先入観だろう。反面、通販の人々はしゃべりまくる。辟易するぐらいに。なのに不言実行と映る。少しでもよいなと感じる瞬間がある。想像のない言葉は口からあふれ出てくるけれど、想像のある行動はあふれ出てこない。にじみ出てくる。周りはその滲みを察知していると自覚できないのに認識している。五感が滲みを感知している。そんな想像力のあるふるまいを身につけたい。

2010/02/05

思惑

2010.02.04 晴れ

よい天気。ガジュマルや多肉植物を日光浴させる。多肉植物の葉は朝日の方向へ傾いてきた。おもしろい。夢を見たけど覚えていないので、見てないとなる。奇妙な感覚だけが躰に残った。トイレ、風呂、ご飯などニュートラルな生活空間で「ああ、そうか」とか「あかんな」と声を出す機会が増えた。頭の中でHTMLを書いて検証しているから。本の話を突然思い出すから。観察した現象を分析して納得したから。とか、色々である。そのたびに奥様から気持ち悪がられる。電車の中ではくれぐれも注意するようにとの警告。

午前中、F社のリポート作成。アクセスログの結果をまとめる。問題を把握できているのに解決策を講じられない苛立ち。自分のスキルを向上させないと。午後からO先生のサイト制作の見積もり。

昨年4月、iPhone 3Gを購入してアドレスやスケジュールなど紙のデータを一元管理するようになった。スマートフォンほど使いこなせていないけれど満足している。そのため、DoCoMo NM705iがiPhone 3Gとかぶるようになったので、12月にシャープ製の端末を購入した。電話は受けるだけだし、iモードもiアプリしか使わないので機能と価格を重視した。機能は必要最小限、価格は最安値。のに、いざ売場へ行って、正直、萎えた。がっくり。持ってる感がまったくない。洗練されたフォルムをほんのわずかに期待したけど、自分が間違いだった。結局、かなり我慢して割り切って購入した。

現在、DoCoMoの端末は、決済専用機みたいなっている。IDとEdyを登録して、経費関係の決済はiD、事業主勘定はEdyに設定。領収書の整理と経理の手間が減った。JRを利用するのでICOCAもカード決済へ変更。記録をネット側へ保管する仕組みはだいたい完了。

アップルの共同創業者のスティーブ・ウォズニアックが、「トヨタ自動車の新型プリウスを運転中、急加速が起きた」と発言し、「これはソフトウエアの問題だ」と指摘した。天才の指摘が正解かどうか知らない。それよりも、その後の言葉が興味深い。「完璧な製品などない」とコメントして、さらにプリウスを買い増すらしい。ちなみに現在4台保有中。ジョークかと思ったけど、エコカーを多数保有して地球環境へ貢献しているらしい。

完璧な製品がない、というスタイルをどう受け止めるか。シンプルな一言の裏側はとても複雑な現象が潜んでいる。Googleは自社サービスをベータ版で投入する。今ではそのスタイルが受け入れられ、βやVer.0.xがついている。ややもすれば、その呼称がが先端であるかの印象を抱かせる。

エンジニアの方々の思考にふれると、完璧の定義が一般人と異なっていると思う。そもそも、一般の人は完璧の定義を回答できるかな。自分はできない。完璧という単語を抽象概念へ閉じ込めている。自分の思考を文系と云いたくないし、理系・文系の区別は嫌いだ。完璧だけじゃない。単語が独歩して、定着してしまい、よく吟味されずに使われている便利な言葉が増えた。その感覚の裏側に思惑の気配を感じる。気持ち悪い。世間は完璧な言動を求めているのかな?

2010/02/04

再編

2010.02.03 晴れ時々曇り

朝、目が覚めたら布団の中にいた。心臓を床に、膝を折り曲げて。外気に触れたくない、意思表示。部屋の中でも寒い。

午前中、S社のページを作成。午後からO先生のサイト制作。合間に雑務。行き詰まったらアクセスログを調べたり。アクセスログを見ていると、ブログやコラムのページは流入数が多い。検索エンジンにヒットしているから。ただし、ユーザの特性を注視しなければならない。情報収集の確率が高い。ユニークユーザが多いのにページビューが伸びないとしたら、情報収集しているユーザばかり集客しているサイトになる。これはこれでよいけれど、サイトの目的が集客+αならば、対策を打たなければならない。一人のユーザがアクセスするページ数を増やすこと、それとマイナなユーザ数を増やすこと。

02/02、京都へ行った時、OPAへ立ち寄った。ちょうど四条河原町の阪急が閉店すると報じられたところだったので、平日の客入りを目の当たりにしてOPAも厳しいかもなって印象。そしたら京都のビブレが閉店するとのニュース。こういった時、報道は再編という単語を使う。○○の再編につながる可能性がある、ってフレーズは自分が物心ついて新聞を読んできた頃から使われてきているし、たぶん切り抜きして再編を抜き出せば、「何回再編したら気が済むんだろ」ってツッコミたくなるほど再編なんてしてないんだろうなぁ。新聞のストックフレーズやテンプレートはいい加減再編したほうがよいと思う。

京都のOPAやビブレ、大津パルコなど、スーパー以上百貨店未満の若い世代向けテナント集合施設はこれからも厳しいと観察。この3つの共通点は、とにかく若い人が好みそうなお店を集めろって感じだけで、コンセプトやデザインがない。20年ほど前と比較すると、物と色とルックスが豊かになった。今の10代や20代前半の方々はそういった環境で育った。そんな方々に何もデザインされていないお店を寄せ集めても集客できない。やるなら、無印みたいなえげつないぐらい「無印はなにもデザインしてませんよ」って嘯くぐらい徹底的にデザインした複合施設でないとつまらない。ただ物を買える複合施設は百貨店で充分だ(購入価格帯の問題が残っているけれど、ってそれが一番重要なのか?)。

売場にたくさんの従業員が配置され、一見すると余剰人員かと思わせておいて、実は売り上げが増加しているスーパーや品揃えが豊富を超越して客からの要望をすべて仕入れるスーパーとか、あと、3-5坪ぐらいの雑貨屋さんが集まったプレハブとか、コンセプトとデザインが伝わってくる、否、伝わってくるのではなく、気づかせないほど練り込まれた設計の店舗、そういったお店がこれから爆発的に成長しなくても地域や観光から受け入れられると妄想。久しぶりの京都はそう考えさせてくれた。

2010/02/02

漫言

2010.02.01 曇りのち雪

寒い。家の中は寒い。10年前に購入した松下電工のホットカーペットがリコールになったので、01/26、サイトから申し込んだら01/28に到着した。早い対応。週末入れ替えて、古い商品を返送した。新しいホットカーペットが大活躍。説明書によると開封時はすぐに暖かくならないらしい。ならし?!

午前中、S社のアクセスログリポートを作成。週末の二日間で分析した内容をまとめる。Why, What, Howを区別して書く。細心の注意を払いながら区別。それを怠ったリポートは後から読み返すと意味不明。午後からO先生のサイト制作。

GoogleがIE6と古いブラウザのサポートを終了すると発表した。段階的に終了させるらしい。まずはGoogleドキュメントとGoogleサイト。ソフトはバージョンアップで安定してユーザは使いやすくなる、という考えがある。正しいかどうかわからない。反論する人はいる。精度の高い安定したソフトを最初から出せばよい、の意見。自分はブラウザに関してはGoogleの姿勢に賛成。とにかくIE6ははやく市場からなくなってほしい。

「Flashはバグが多い。Macがクラッシュ原因だ」とスティーブ・ジョブスCEOが言及した。iPhoneやiPadはFlashをサポートしていない。CEOの思想が実装に影響を与えているかも。自分もFlashは嫌い(エンジニアやプログラマを否定しない、すばらしい)。高度なスキルで制作されたFlashのサイトを訪問するとため息がでるが、それもわずかだ。大半は重い。「世界はHTML5に動いている」というジョブスの意見に賛成。ベンダー各社が合意してHTML5でブラウザの標準化を推進してほしい。

各社がブラウザに特徴を持たせてユーザを獲得する行為を阻害してはならない。資本主義の根幹だと思う。ただ、漫言を申せば、ブラウザと電子出版は標準化された規格を設定してほしい。特に電子出版はそう願いたい。独自規格が氾濫して、Amazonのkindleでは読めるけど、iPadでは読めない、Sonyだけ、とか、サムスンオンリーなんて悲劇、否、喜劇。