2009/11/29

一流

2009.11.28 曇り

なかなか爽やかな天気がやってこない。晴れの予報でも太陽は雲に隠れてしまい、柔らかい日差しが地上へ届かない。冬の天気はこんなものかなと思うけど。

午前中、O先生のミーティングに備え最後のチェック。 サイトのサンプルに不備はない。ただ、今回は寝かす期間が短かったので、自分が制作したサンプルを初見の感覚で眺められなかった。文章でも同じことがあてはまり、作成した文章を数日、ゆとりが週単位で寝かせたほうがよい。寝かせると、制作した時とは異なる視点を得られる。その視点から制作を検証する。

昼から神戸へ。約束より1時間前に到着する予定の電車。大阪駅付近でO先生から電話。前の仕事が早く終わったから早めに到着するようだったらいつでも来てくださいとのこと。よかった。車中で『死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫)』 エリザベス キューブラー・ロス を再読。

15:15からミーティング開始。サイトリニューアルにあたりO先生のコンセプトとヒアリング。O先生の症例は世界のエンドドンティストから評価されている(との由)。世界の最先端から評価を獲得する症例を眺めていて超一流の意味を少し理解できたと感じた。ミーティングでは英語の文献やプレゼン資料を拝見する機会がある。読めないけどイラストがついているのでなんとなく物語を理解できる。もちろん、それはO先生が平易に説いてくださるから。

18:30にミーティングを終了。タクシーで移動。ディナをいただく。ワインと肉。ワインがとても美味しかった。これが一流の味なのかと納得した。肉は口にすればすぐにわかる。素材もさることながら調理が異次元。だからといって複雑なことをしていない。シンプル。

アメリカのエンドドンティストの講演や論文を拝見したとき、simplicity という単語が何度も登場した。シンプルであること。

今日、自分のなかでひとつの確信が芽生えた。

2009/11/27

ここはここ

fallen leaves

親鸞はここで修行の「目的地」という概念そのものを否定しています。行の目的地というのはいずれにせよ現在の自分の信仰の境位においては、名づけることも類別することもできぬものである。だから、それが「どこか」を知ることはできないし、私が間違いなく「そこ」に向かっているのかどうかを訊ねれば教えてくれる人もいない。だから、目的地については論じることは無意味である。行の目的地からの遠近によって「ここ」の意味が決まるのではない。「ここ」は「ここ」である。信仰者にとって、すべては「ここ」で生起し、「ここ」で終わる。「ここ」の意味を「ここ」以外の、「ここ」より相対的に上位の、相対的に超越的な「外部」とのかかわりで論じてはならない。

『日本辺境論』 内田 樹 P.167

僕の内から外へ基準を置いたとき「外部」が現れ安堵する。外部が思考と判断を司る。自分の位置を確認しなくてよい。代償は「ここ」を失うこと。

悶々

2009.11.25 晴れ

ここ数日、昼間の温度は暖かい。季節の長針は戻ってしまった。たぶん躰は懸命に調節しているようだけど頭は認知していない。頭が調子づいて無理を重ねると頭がシマッタと感じたとき躰は壊れている。朝と夜は冷え込む。早朝の温度は一定してきた。寒い。

終日、O先生のサイトを練る。悶々。サイトの制作技術は年々進化。5年後の進化を想定できるか。O先生のサイトは自分がHTMLをはじめて作成した時のもの。独学だったのでもう目もあてられないぐらい恥ずかしい。なのに当時のO先生はともて喜んでくださった。

技術の進化とトレンドが一致しない点がやっかい。ウェブのトレンドは時に過去を掘り起こす。土台の技術は何を選ぼうか。数年後のトレンドに対応できるように、遊び、すなわち遊びを用意しなければ。悶々。

『安心開業ハンドブック―歯科医院開業から安定経営まで』 橋本 守『新規開業必勝法―誰も教えなかったウラ技ズバット77!』 渡辺 慶明, インサイト コンサルティングチーム がアフィリエイトで売れる。こちらのサイトで歯科関連の話題を取り上げるから。開業や廃業、収入、居抜きといったキーワード。

『Balance in Design 美しくみせるデザインの原則』 Kimberly Elam, 『Design rule index―デザイン、新・100の法則』 William Lidwell, Kritina Holden, Jill Butler, 『Webデザイン プロフェッショナルワークフロー・バイブル (Web Designing BOOKS)』 Andy Clarke が今のバイブルで机の上においてページをめくっている。デザインはコンテンツとの共同作業が不可欠。コンテンツが乏しければ、秀逸なルックスかつ優れたデザインのサイトであってもアクションは起きない。コンテンツは運営者の思考と行動様式を表現する。それらを持っていなければコンテンツを表現できない。

11/28のミーティングが今から楽しみ。

2009/11/26

人の目を気にする

colored leaves

もう少し説明すると、「人の目を気にする」人間の大半は、「自分の周囲の少数の人の目を気にしている」だけである。そして、「人の目を気にしない」というのは、自分一人だけの判断をしているのではなく、逆に、「もっと確かな目(あるときは、もっと大勢の目)」による評価を想定している、という意味だ。それは、「今の目」だけでなく、「未来の目」にも範囲が及ぶ。それが「客観」であり、「信念」になる。

『自由をつくる自在に生きる』 森 博嗣 P.55

コレを引用している時点で僕は人の目を気にしている。

健診

2009.11.25 晴れ

夢を見たのに思い出せない。少し不機嫌に。午前中、O先生とのミーティングの準備。トップダウントリートメントと専門治療について患者目線の意見をとりまとめる。

13:00前に出発。健診へ。どうも右側の磨き具合が悪い。自覚症状と指摘が一致していたので、もっと意識して丁寧に歯ブラシをあてなければならないかな。フロスもがんばろう。不安な点を3つほど尋ねて失礼する。

18:00前 F先生の医院へ。1時間ほど余裕があったので、バックアップのログや院内LANの状況をチェック。問題なし。Mac miniも問題なし。安心。19:00からスタート。来年3月実施予定の合宿の打ち合わせ。自分がファシリなのでコンセプトや今後のスケジュール、場所など取り決める。1時間で終了。続きは食事で。すこぶる機嫌がよくなった。

K先生, Iさん, F先生, 自分で卓を囲み、話を伺ったりしゃべったり。美味しいものをいただきながら知見を広められてうれしくなった。

『自分を知るための哲学入門 (ちくま学芸文庫)』 竹田 青嗣 を読了。そうか、自分の行為は竹田先生の"哲学"に属するかもしれないと発見。おもしろかった。哲学史に関心を持ってない。それらを整理整頓、分類、分析するような時間も作れない。対象は自分にある。哲学は自分を追求するために必要な思考の道具かなってイメージ。

先日、紀伊国屋で『逆引き UNIXコマンドポケットリファレンス (POCKET REFERENCE)』 武田 保真/トップスタジオ を立ち読みしていたとき、隣に高校生の男子がやってきて電子工作系の書籍をむさぼるように読んでいた。とてもうらやましかった。こういう人たちが次の技術を開発してくれるかもしれないと思い、少し話しかけたい気分になった。別に年齢は関係ない。やる人なら自分の年齢からでも電子工作を独学で始める。だから自分がうらやましいと感じたのは年齢ではない。むさぼる行為、そうさせる行動、それと熱意。ヨシと奮い立たせてくれた高校生に感謝。

2009/11/24

蓋然

2009.11.23 晴れ

早朝は曇っていたけれど1日の3分の1が過ぎた頃には天気がよくなった。気温も16℃ほどにまで上昇するみたいで過ごしやすいかも。紅葉狩りでたいへんな人出だろうなぁと想像していたので、早々に自宅に籠もることに。

終日、読書。『自由をつくる自在に生きる』 森 博嗣, 『アンチ・ハウス』 森 博嗣, 阿竹 克人, 『時間の分子生物学 (講談社現代新書)』 粂 和彦 を読む。文章の役割が伝達の手段であるならば、伝えたい思考を言葉で尽くさなければならない。ただ、思考の内容を言語という通信手段へ変換した時点で、伝えたい内容の数十%は喪失していると思う。脳と脳を直結するデバイスが開発されれば、現在と異なった意思疎通や概念の形成、言語が生まれるかもしれない。森先生の文章を読むと、特有や独創という文体の意味をわずかに知ったような錯覚に陥る。難しい単語や専門用語(研究分野の単語は時折散見される)は登場しないし、哲学史や思想史から引用されるわけでもない。日常で使う単語と小説で使われるような単語、それと専門分野の単語を調合して、文章は綴られている。だから、読めば、意味を理解できるし、納得できる。でも、それがオリジナルであるわけじゃない。

想像すると、文章全体がデザインされている。アートじゃない。単語の配置や修辞の頻度、伝達効率の高い単語のつなぎ方。なによりも着眼と発想。この二点を表現する文体が美しいと自分は感じる。ただし、国語というか、小説で批評される美しいというニュアンスではなく、造形美、なんだろ、洗練された工業製品のフォルムのような、そういった意味合いに近い。

夜、Mac mini(PPC: Mac OS X Server 10.5)について調べる。仮にSnow Leopard Server 搭載のMac miniを購入した時、10.5の設定とデータをターゲットモードで移行できるのだろうか。その場合、同一ホスト(10.5のホスト名がhogehogeだとしら、10.6もhogehoge)のまま移行できるのかな。

Mac OS Xのサーバ版ってイレギュラがある上、無償で入手できるサーバOSに50,000円ほど投資する価値ってあるのかと思う。自分は10.4, 10.5と使ってきて価値に満足した。3-5年程度の期間を想定したとき、設定が容易で安定した環境を構築できたのでよかった。小規模から中小企業程度なら使い勝手のよいサーバかな。

2009/11/23

解析

2009.11.22 曇りのち雨

朝、少し読書してから夕方までS社のアクセスログを解析。分析と出力と検証。3つの範疇を同じ人が関与すれば、検証から仮説を構築する作業効率はあがる。分断されれば(分析と出力, 検証)作業効率は低下する。検証する人が出力された情報の分析経路を把握できない可能性を残している。専門分野以外であれば可能性が高くなる。分析は専門家、検証は門外漢という図式は散見される。

アクセスログ解析は客観的視点の必要条件。自分で制作したサイトを評価される。数値分析の結果が否応なしに出力され、自分の意図や思惑と関係なく事実を提示してくれる。解析は自分の位置確認を求める。地図を手にしたようなもので、問題は、自分の位置情報を確認できない「自分」だ。数値から問題を言語化できなければ役に立たない。地図を与えてもらい、方角を示してくれても、自分がどこにいるのかわからなければ地図を使えない。数値を言語化する理路、それが思考であり、そこに対価を見いだせるかどうか。

出力された情報も大切。その一歩手前、情報が生成される前、着眼と視点と発想から思考して導き出される問題の発見、それらのプロセスの価値。そして、結果。

夕方、『双調平家物語8 - 保元の巻(承前) 平治の巻I (中公文庫)』 橋本 治 を購入。はじめてiDを使った。便利。便利の代償はセキュリティ。セキュリティにかかる費用と時間を算定すると、仮想通貨より紙幣と硬貨の組み合わせのほうがまだ有利と思う。にもかかわらず、利便性をを自分は選択してしまった。記録を仮想空間にまかせて財布の貨幣を減らしていく行為。なぜだろう。

最近、週末の列車に乗って帰る機会が増えた。列車ってどうして1Fなんだろう。構造を知らないから頓珍漢な映像を空想してしまう。夕方以降の列車を2Fにして、2Fは指定席にできないだろうか。実現できるならばルックスとデザインは? 技術的な実装は? まぁ、その前に"定時"というスタイルに疑問を抱き、解決の対案を提示しなくちゃいけないな。

2009/11/22

後方

2009.11.21 晴れ

朝、目が覚めて、 『日本辺境論 (新潮新書)』 内田 樹 を読む。昨日、残り数ページを残してしまったので、気になっていた。起き抜けにどうしても読み終えたかった。矛盾、比較、外部、起源。平易な単語を使って複雑な事象を表現する。文脈を探求すれば平易な単語に到達する。そのときそれらの単語の定義、自分で吟味して理解しようとする意味を定めず使っている自分と出会う。

午前中、昨日のミーティングで下書きしたリストを清書。MS Excelを使っていないので操作方法がわからない。奥様に尋ねながら成形。たいへんだった。先日、日本人がExcelで文書を作成していると外国人が見聞して驚愕(なかにはクレイジーとか)したって記事を読んだ。ほんの少しだけ共感できたような気がした。

お昼前に大津パルコまで散歩。小1時間、のんびり歩きながら到着。道端の花をながめたら三井寺の紅葉を遠くから確認したりして楽しかった。比良山系が曇っている割に琵琶湖は対岸まで見えた。大津港から琵琶湖大橋までくっきり。

大津パルコのユニクロをのぞくと混雑。どうやら5,000円以上買うと1万円が当たるらしい。あと、様子を眺めていると60周年セールとの由。広告のセール開店5分で完売したとか。年配の方々が10円の靴下?!(そんなのやっているのかどうか知らないけれど)を探しにきて、店が違うと何度もスタッフが頭をさげていた。そこから推測するに、大がかりなイベントをやっているよう。

ユニクロの店舗数×来店客数×5,000円 - 製造原価 と 1万円×当選者数 を知りたくなった。差額はいかほど。比較してみたくなった。広告のポリシーが伺える。

今回のセールの後方支援も知りたくなった。自分の目に見えていない範囲。物量と物流とシステム。人の動き。誰が指揮して、それらの情報がボードまで到達する経路。ボードが判断に必要な情報と現場が報告する情報は合致しているか。現場の店長や主な方々は徹夜続きかもなんて想像したり。後方支援は重要な要素と自分は考えいる。

導線が悪くても商品を買う気分が維持され欲しい商品が揃っていればお客は楽しく買い物できるんだなぁと観察。おもしろい。

モスバーガーで季節限定の玄米餅と栗のぜんざいを食べる。とても美味。玄米餅、よい感じ。すごく気に入った。玄米餅を食べてみたくなったけど近くでは売ってない。うーん。

夕方は再び歩いて帰る。途中で小雨に遭遇。躰を動かして気分もスッキリ。

2009/11/21

抗弁

2009.11.20 晴れ

朝の冷え込みが厳しい。9月頃の長期予報は暖冬だったけどどうなるだろう。気温が低くても安定すれば躰は順応する。高低の差があって不安定だと寒さが身にしみる。そういえば、風速と体感温度の説明を何かで読んだ。風速が1m増加すると、体感温度は1度低下するらしい。なんとなくわかるような。大阪と湖西を往来すると、感じる。比叡おろし?!が吹き下ろすので駅に到着すると躰がブルブル。

朝からS社のログを確認。今までと異なった手法で解析。3時間ほどマウスをせっせと動かし、ログとサイトを行き来した。わからない点が多い。ショックな気づきも。

10:49の新快速で大阪へ。ヨドバシカメラで "Apple Magic Mouse MB829J/A" を探す(自分で使うのじゃないけれど)。見つかった。ザンネン。入荷未定。京都のビッグカメラも同じだった。なんで?

13:00 F先生の医院へ到着。MacBook Proの仮想環境を構築。構築といっても、VMWareFusion の上にWindows2000 SP4をのせた。iWork '09 やOooでどうしても印刷しなければならない時に起動してもらうことに。業務でも使うけれど緊急処置的な用途に限定。新型MacBook Proで4GBのメモリーだと快適。右側に19inchのディスプレイを接続して、そちらにWIndows2000を出力。本体のディスプレイにMacのアプリを出力。便利になった。

院内LANのMac mini(ファイルサーバー)のログをチェックして微調整。バックアップも問題なし。これで90%完了。残り10%はチューニングと二重、三重のバックアップを用意。これでデータ喪失の可能性を回避できる(完璧は不可能として)。

次の移動へ。19:00 M先生の医院へ到着。ミーティング。ミーティング全体の事象と個人の状態。個人の抗弁が他へ与える影響。抗弁の背景は何か。文脈は。何を判断しなければならないか。そういったことを考えながら内容を聴いていた。

大阪は夜もそれほど寒くもなく、おまけに週末の電車は混雑。なのに暖房が効いているせいか暑いくらい。目の前の女性はコンサートか映画か、何かを鑑賞してえらく興奮したらしく、汗ばんでいた。気の毒に。高槻を過ぎて、乗客が減ったとき、送風が稼働。車掌の判断にビックリ。乗客が減ってからの送風って、と思ったけど、基準があるかもしれない。不思議だった。

湖西に到着したらやっぱり寒かった。体感温度がやっぱり違う。

2009/11/20

演習

2009.11.19 晴れ

久しぶりの晴れ。空の色が昨日と違った。目覚ましが鳴る前(直前)に目が覚める仕組みが "時間の分子生物学 (講談社現代新書)" (粂 和彦) に書かれていた。緻密な生物時計。意志がホルモンの分泌を睡眠中に統制するらしいなんて不思議。自分の躰が経験する事象を言語で理解すると日常の風景は謎に包まれている。不安を正視したい。きちんとつきあいたい。時に対峙したい。不安はよき友人。そんなことを考えながら眠気を覚ます。

終日、システムのメンテ。Mac OS X(Server 10.5, Server 10.4), FreeBSDのログをチェック。クライアントのMac OS X(10.5, 10.4*2)。合計6台。資金に余裕ができたら、Mac mini + Snow Leopard Serverの組み合わせで1台に集約したいな。先日、 Rain Design Rain Design mStand RDMSTND を購入したので、MacBook Proを設置した。結果は予想よりかなりよかった。MacBook Proの位置が高くなり、見下ろす角度がゆるやかになった。結果、姿勢よく入力できる。

MacBook ProにeSATAを接続して10.5を起動させHappy Hacking Keyboard Professional2ロジクール トラックマン ホイール を接続。横に24inchのディスプレイをつなげて、デュアルモニタで使用。左に配置したMacBook ProにskEditを出力して右にGIMPを出力。

メンテの間、MacBookのVMWareFusion 2にWindows2000 SP4をインストール。演習。明日。F先生のMacにインストールするので、不具合が起こらないか試してみた。問題なし。ただ、パッチの多さにげんなり。VMWareFusion 3を購入したのでWindows 7をインストールしてみたいけど、テスト用だけにあの価格を支払うのに躊躇。Windows 7の評判はVistaユーザは上々、XPユーザは辛口との由。

F先生からメール。来年3月の仕事の依頼。合宿のファシリテータ。もちろんOKだけど、内容をきちんと伺って返事しよう。O先生からもメール。サイトリニューアルの件。こちらも楽しみ。

苦境は変わらないけれど声をかけてくださってありがたい。ビジネスと冷静に受け止めてタスクをこなす。冷静と情熱。ただし、ビジネスと割り切ることもできない仕事を拒否する。まだそこまで達観できていない。これが欠点。感情だ。コントロールしなければ。

2009/11/19

中核

2009.11.18 曇り晴れ

夜明け前に目が覚めた。しし座流星群を観賞できるかなと考えたがやめてしまった。体調が少し崩れているので風邪を引くかもしれないと判断。我慢。西日本では見えたらしい。薄暗い中、植木を除くと湿っている。昨日の雨で土は乾いていない。

朝のミーティングに備えて最後の確認と準備。何を相手に伝えなければならないかを頭の中で繰り返す。それを声に出して自分の耳で聞き取り、理路が明瞭か確認する。不明である箇所は修正。メモはとらない。紙廃止運動中。

09:00前に出発。京都駅で『日本辺境論 (新潮新書)』 内田 樹『自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)』 森 博嗣 を購入。森先生の待望の新書。とても楽しみ。『臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生 (集英社新書)』 森 博嗣『臨機応答・変問自在〈2〉 (集英社新書)』 森 博嗣 も刺激的だった。

09:30から京都駅でH氏とミーティング。12:00に終了。まずまずの評価をいただいた。ミーティングの内容をサイトに反映させなければ、今日の評価は無意味。成果を出していただけるよう後方支援。

ビックカメラに立ち寄る。30分ほどMacを見る。見ると欲しくなるけどぐっとこらえて、知りたい情報を確認。平日だと人が少ないので実機に触れられる。iMacの熱は予想していたほど高くなかった。とはいえ展示状態から推測すると液晶の寿命に影響を与えそうにも思う。あと、液晶の背景を白に設定してデフォルトの色彩を確認したかったけど、ロックされていた。残念。それにしても、光沢の液晶は慣れないかもしれない。かなり疲れる。

Mac、それも10.5を利用するようになって、仕事で使うシステムの設計が変わった。今まではハードウエア=データだった。ハードウエアが置き換わると環境構築の時間が必要だった(それでもWindowsの頃と比較すると短い)。10.5のTimeMachineを使い始めて、ハードウエアは本来の消耗品に戻った。システムの中核はソフトウエアとデータによって構築された環境であり、その環境をTimeMachineはバックアップしてくれる。ハードウエアが置き換わっても短時間で復旧できる。

これまでPowerBook G4とMacBook ProをMac mini(Server 10.4)が仲介してモバイルアカウントで同期をとっていた。クライアントである2台のMacはほぼ同じ環境。主のMacBook Proが故障してもPowerBook G4に切り替えればタスクが止まらない。

ハードウエアに依存するシステムでなくなった。この変化は自分の設計概念の転換を要求した。とてもよい勉強になった。もっと勉強しなければ。

2009/11/18

語源

2009.11.17 雨

終日雨。朝、目が覚めたとき、まだ夜明け前かと勘違いした。#000000から#484848ぐらいのグラデーション。腰の痛みは続く。腰をかばって歩いているからか、左膝にわずかな違和感。躰が痛むと精神が低調する。事態に対して否定が先に浮かんだり、稚拙な判断を下したりと。『脳とサムシンググレート (5次元文庫マージナル)』 茂木健一郎, 村上和雄, 養老孟司, 竹内薫 で養老孟司先生が病は気からの疫学的観点をトークしていた。自分の場合、そんな科学ではなく、非科学な気だけど。

明日のF社のミーティングに備えて、終日、アクセス解析していた。『ECサイト4モデル式 Google Analytics経営戦略 (ビジネスアスキー)』 権 成俊, 村上 佐央里 を参考に今までと異なった観点から解析。3つの問題点を抽出できた。加えて自分が設計した導線や低い技術力を認識できた。年初から改善してきた効果はあがっている。反面、効果があがったからゆえにほころびが目立ってきた。すぐに修正できる箇所はさっそくソースを修正したり、文章の一部を修正した。

F社のサイトに限らず、サイト制作でCSSハックを使う。IE6,7がバグを持っているからで、二つのブラウザを除外できればハックを使わなくてすむ。ただ、やっかいなことに、今だIE6,7ユーザは一定の比率で存在する。さすがにIE5系は1%を切った。なるべくハックを使わず、汎用性の高いサイトにしたい。と、ハック、HACKの単語が頭に浮かぶと、語源が気になった。ちょっと検索。納得。おもしろい。

周囲の話を伺うと厳しい。仕事や職がない、と聞く。それらと接すると不安を持つ。ただ、その不安を先取りしていない。自分が何をしなければならないかを吟味して、打つ手を考える。引継 が決まってからでは遅いのと同じように、準備しておくことや足りない要素をリストアップ。

立場と着眼。両者は密接な関わりを持つ。立場を変えて着眼を増やす。それができれば折り合える。そうは問屋が卸さない。給料が下がらない会社は存在する。まるで公務員(の方々に失礼な発言なので失言)のような立場であり、そういった立場のコスト意識は平均値からはずれる。ただし平均値が正しいと限らない。その前提で伺うけれど、伺うえば伺うほど、理解できないコスト意識から着眼が生まれている、と推察できる。となると折り合うのは難しいだろう。

いつも同じことを書いている。それはつまり自分へフィードバックできるということ。よって、自分も立場に固着して着眼は固定されてしまっているだろう。それが危険。結局、それが我が身を危機に陥れる。誰でもない自分だ。

2009/11/17

廃棄

2009.11.16 曇り

朝、敷き布団を干す。予報を期待して干したけど、結果、あまり陽が当たらなかった。残念。近くの公園で写真を撮りたいけど腰が重い。一つはまさに腰が重いというか、腰が痛い。もう一つは光を視てもワクワクしない。雲が光を遮り明暗がない。紅葉を撮影していない。ふーむ。

M社のアフィリエイトバナに悩む。ページのどの位置に貼り付けるか。バナを貼る前提で作成していないので、バランスがヘン。無難な位置、というかコードの影響が少ない位置を選ぶ。3通り制作。メールで連絡したところ、自分が押したい案は採択されず。

S社のサイトに使う写真を探す。しっくりこない。自分の感覚とユーザの視点は異なる。自分があまり気にならない点を指摘されたので、そこを修正しなければならない。多数が同じ指摘をしてくればよいけれど、写真の場合、千差万別。あまり拘泥せず加工してみよう。

休憩をかねて書架の本を廃棄。20冊ほど。XHTML,CSS関連で3年以上前に出版された書籍やビジネスの単行本などなど。単行本から文庫本へ都落ちした書籍。単行本はスペースを占めるし、美しくないから嫌い。単行本って、ジャケ買いしたくなるような装幀が少ないように思うけど。気のせいかしら。

『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』 クリス・アンダーソン が発売前に読める。10,000人限定。さっそくサイトへアクセスして無料購読を申込。Firefox(Mac)でアクセスしてアンケートに答えると購読用URLが表示。URLを開くと、PDFで読める。Cookieで管理しているらしく、アンケートに答えたブラウザでしか読めない。ただ、ファイルをローカルへダウンロードできる。そのファイルを .pdf(拡張子) にリネームしてAcrobat Reader(Mac)で開くと、「専用URLでしか読めません」って警告が表示され、ファイルは閉じられる。

でも、ここからが不思議。MacのプレビューだとPDFは開く。何も問題なく読める。そのファイルをGoodReader iPhoneへ転送すると、iPhoneで読める。ライセンス規約を精読していないので知らないけど、たぶん違反しているかなっと思い、削除した。ローカルに保存して読めること自体も違反のような気がする。これ、配布できてしまうから。Cookie+browser(plugin: Acrobat Reader:)でPDFを読む、っていうのが出版社の想定だと思うけど間違っているのかな?

2009/11/16

引継

2009.11.15 曇り

08:00すぎに目が覚める。寝坊。躰が疲れていたみたい。腰の痛みが増してきた。歩いている時も痛い。いよいよ診察してもらうか。午前中、部屋と風呂を掃除。平日の掃除は夕方にしている。日曜日は午前中が多い。面白いリズム。

午後からF先生のLANや各クライアントのページを整理整頓。一度にまとめてできないから少しずつ。LANは構成図を書いてIPアドレスや用途を記入していく。誰が引き継いでもこの構成図を見たら全体像が把握できるように書く。どのクライアントのLANを設定する時も個別の事情を勘案する。ただし、特別仕様を採用しないよう考える。汎用性の高い構成だから、誰が引き継いでも戸惑わないはず。

LANの設計と同じくページ作りにも適応できなければならない。ところがコーディングはそうならない可能性が高い。癖がある。自分は癖を理解しているからよいけれど、第三者が読んだとき理解できない。その運用はまずい。

引継は引継が決まってからでは遅い。成長期は次に訪れる低迷期の準備期間だと思う。よって、成長期は低迷期に備えた次の手を考えて打ち始めなければならない。同じく、引継も廃業が決まってからでは遅い、と気づいた。今から始めてよいくらいだ。

経理を今より効率化できないかと仕訳帳を眺める。預金出納帳の運用は満足。問題は現金出納帳。もう少し記述を減らしたい。理想は現金の動きが0に近づくこと。現金購入を調べる。利用頻度の高いお店の支払方法をネットで検索。EdyとiDが使える。なので、現金を携帯に移行。手続きを検索。今まで携帯が対応していなかったのでできなかった。ようやく手をつけられる。

先日、目的や目標という発想を力説したくない と書いた。感情的な言い訳と前置きして書くと、ビジネスシーンでこの単語を使えば、解法が与えられたと受け止められる。ところが問題は何一つ解決されていない。にもかかわらず、「目的は?」「目標は?」の問いかけが、「私はあなたより次数の高い視座に立っている」とあたかも錯覚を抱かせる雰囲気が漂う。何だろう、あれは?

自分を分析すると、それらを使う人への嫉妬と苛立ち。現在の自分は、かつて何気なく使ってきた簡単な単語や熟語を使わないよう制限している。なぜなら簡単な単語や成句を使うとわかったような気がするのでそれを回避したいからだ。根本や本質とか。原因と結果とか。そういった言葉を制限すると、自分の語彙力は貧しいと驚く。そして自分の無知を嘆く。その反動が他者を攻撃している、と自己分析。怒りは重大な危険を自分へ与える。判断を鈍らせる。さらなる自制。

夜、野菜のしゃぶしゃぶを食べた。今年の鍋のヒット作。野菜の歯ごたえがよい。食感とうま味。出汁を工夫すればもっとおいしく食べられるかも。今でも充分だけど。

2009/11/15

異端

2009.11.14 雨のち曇り

朝は雨が降っていた。朝と夜の冷え込みが冬の訪れを躰へ知らせる。でも、昼がそれほど寒くならない。外の施設は暖房を入れているので暑いぐらい。37年自分の躰とつきあってくると、季節の四季の最中より変わり目の方が躰に負担がかかるような気がする。躰は環境に対応できれば、維持できるようなメカニズムを所有していると想定しているけど、変化にアジャストする時、高負荷がかかっているのじゃないだろうか。馬齢を重ねるとアジャストの時間が長くなり、加高負荷に耐えられなくなっているような。秋口や春先など。

イオンで不思議な光景を目にした。1Fの食品売場をのぞいて2-4Fは暖房の効いたフロア。暑い。2Fと3Fを歩いていると、一部の売場から外が見えた。見慣れない風景。目を凝らすと非常口が開いていた。理由を知らない。推測すると、店員は暑いんじゃなかろうかと。なんだか滑稽だった。

昨日に続き、終日、資料と格闘。90%終了。残りの10%は明日。明日の午前中で仕上げられると予測。

Rupert Murdoch氏がGoogleから来た読者は利益にならない、と発言した。大手新聞社のサイトが収益確保に苦しんでいる。サイトを黒字化できない。そろそろ有料化に踏み切りたい。でも一社が有料化しても焼け石に水。だったらみんなでやればよい。有料化へ賛同を集めている。背景にマイクロソフトが資金提供してGoogleへ対抗しているとの見方も。

今、フリー は異端。10,000人限定とはいえ、出版前にPDFで全文を読める。読んでみた。フリーの意味が記されている。フリーが異端であったとして、数年後は異端のままだろうか。PDFを読むにはアンケートに回答しなければならない。アンケートの集計結果を読むとおもしろい。ユーザの無料と有料のとらえ方は、本音と建前を使い分けているかのよう。

日本の著作物はGoogle Booksの対象外になった。日本語だけが対象外じゃなく、Google Booksの対象は英米圏に限定されたとの由。携帯電話と同じ市場を形成する可能性が高くなった、と推察。超ガラパゴス戦略 の呼称は響きがよいけれど、不便だなと思った。英語を読めるようになったら、Kindleか他の電子ブックリーダを購入したい。CSSやXHTMLなどはそれで充分だと思う。電子ブックリーダを含めた出版の構造も他業種の呪縛と同じく、自分よりずっと年下の世代、パパ、テレビ止めてのデジタルネイティブの方々が変革していってくれるだろう。そうやって事態は好転してきた。ただ、そのスパンが自分の想定より長いから苛立つだけだ。

画一的な事象を非難して、皆、個性を選択すれば、その個性は画一的になる。異端の比率が高くなれば、異端でなくなる。自ら異端であろうとする、自ら個性的であろうとするより、周囲がそのように評価したくなるよう外連味なくふるまいたい。

MacBook Proの起動ディスクをFW800からeSATAへ

MacBook Pro MA601J/A

MacBok Pro(MA601J/A)の起動ディスクをIEEE 1394b(FireWire800)からeSATAへ変更したので備忘録。FireWire800からeSATAへ移行。

[変更前]

[変更後]

  • 内蔵HDD(Hitachi HTS541616J9SA00)にMac OS X 10.4
  • eSATA( WD5001AALS) にMac OS X 10.5

[eSATA ExpressCard]

[移行手順]

  1. 10.5のDisk UtilityでeSATAのHDDを初期化(念のためGUIDかチェック)
  2. Disk Utilityの復元(ソース: IEEE 1394b, 復元先: eSATA)
  3. 復元終了後、IEEE 1394bを取り外して、eSATAから起動

Disk Utility 復元

[ベンチマーク]

日頃ベンチマークをとらないけど、Xbenchをインストールして計測。クリーンインストール直後ではないので、参考にもならないと思います。

MacBok Pro(MA601J/A) 起動ディスク FireWire800 Xbench

xbench-FW800

MacBok Pro(MA601J/A) 起動ディスク eSATA Xbench


xbench-eSATA

[感想]

内蔵HDDよりFireWire800が速く、FireWire800よりeSATAが速い(数値が示すとおりですね :-D)。MacBookでも同じですが、Mac OS Xの場合、メモリ増設の体感速度は2GBまでが有効で、それ以上はアプリの恩恵(特にVMWare Fusion)を受けられるぐらいかなぁと。

それに比べてHDDの交換は体感速度の効果を実感。今回の変更は、内蔵HDD→FireWire800より速度向上をしっかり確認できました。Finderやアプリの起動が速くなりました。なので、内蔵HDDをSSDに交換すれば、また速く感じるのかなぁと想像しています。

HDDやケースの性能がベンチマークに影響を与えるかどうかまで知らないので、ひょっとすると境界条件を追求すればもう少し速度向上を体感できるかもしれません。ああ、RAID0もアリですかね。

2009/11/14

補完

2009.11.13 曇り

朝、目が覚めたとき、空のグラデーションが一段と濃くなった。#AAAAAAみたい。何度も目をさます。腰痛と睡眠は関係あるのかな。夜中だと再び目をつむって寝られる。でも明け方に目をさますと難しい。そのまま起きてしまう日が多くなった。最近、MacBook Pro や MacBook を持ち出す機会が増えたので、ショルダバックからバックパックに切り替えた。楽になったけど、腰痛の痛みは変わらず。

午前中、F社のページを作成。準備を整えて10:49の新快速で出発。大阪駅付近の本屋を探す。工事でなくなっていた。大阪駅は訪れる度に変わっていく。もうおのぼりさん状態。何が何やらわからなくなった。これでは大阪人です、ではなくでしたと言わなければならないな。

12:30、F先生と会う。院内LAN構築の続きとMacのセッティング。一週間のログを確認。ファイルサーバの挙動に問題はなかった。バックアップも問題なし。17:00頃までゴソゴソ。医院の業務の支障をきたさないよう慎重に。前回の構築は70%。今日は10%の進捗。残り20%。慎重に進めよう。

17:00、医院を出て、コーヒータイム。コーヒーがとても美味しかった。それかM先生の医院へ。『カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep (MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)』 森博嗣 を夢中で読んでしまった。時計を見ると18:00前。慌てて移動。途中、紀伊国屋書店に寄って、『εに誓って―SWEARING ON SOLEMN ε (講談社文庫)』 森 博嗣 を購入。『日本辺境論 (新潮新書 336)』 内田 樹 を探したけどなかった。おかしい。たぶん、自分の探し方がまずかった。慣れない本屋なのでとまどった。

19:00、M先生と会う。ミーティングの前にスタッフと面談。2度目。30分ほどの間で最重要課題につながりそうなキーワードがひとつ出てきた。まずはOK。ミーティング終了後、M先生とお食事。自分は何を補完していくか確認。

時の刻みが速い。釣りの話やプライベートを伺っていると楽しくてあっという間だった。自分とは観察と着眼を吟味できるので嬉しい。先生の観察と着眼に自分の発想を補いたい。それには自分は何を考えて何をしなければならない。そして、全体の視野を広げた時、地域と医院の関わりが現れる。それに自分が補完しなければならない要素を探す。

自分の成長を止めるのは自分である。自分を支配する自分。やっかいだ。

微小

2009.11.12 曇り雨

天候不順。日本列島の上空一面を覆い尽くすような雲。2年後の今日は、数字の並びがよいと受け止められる可能性が高い。何をしているだろう、って少し想像した。地デジ完全移行の年だけど、その前にテレビはどうなるのか。YouTubeやサーチエンジン、ダウンロードが生活に密着した人たちは、2年後もテレビに生活の時間を割くかな。そのあたり興味津々。公衆無線LANの技術が進歩して、安定したインフラを提供できるようになれば、携帯電話の意味も変わる。

今日は一日アルバイト。

約3,000の項目があって、そのうちの447項目を精査する。約15%。まずこの数字を微小と判定するか。そして、447項目が選別されたプロセスが公開されているかどうか。あとは、1時間の議論が意志決定の基準であるのか。1時間の議論は結論(自説の強化)の補強を確認する手段にすぎない恐れを完璧に否定できるのか。

フォーカスグループインタビューの時、仮説が不利益をもたらすことを知った。なぜなら、仮説が正しいと証明するために必要な要素を都合よく取捨選択してしまうから。ただし、仮説構築と検証の技術を体得している人はこれに当てはまらない。その方々は一笑に付すと思う。自分の場合、それを学問や業務から体得していないから、仮説を立ててしまうと、思考が固着してしまう。

期限と資金、優先順位の意志決定を公開した意味は受け入れたい。ただ、時間軸が短いことへの懸念を日記に書き記したい。微小の資金であっても、継続した事業が50年後に新しい技術を開発して、民へ還元できる可能性を捨象してはならないと考える。

有限と微少。

2009/11/12

会議は回議で懐疑が瀰漫

時間管理は手帳の使い方よりも、無駄な予定を入れないことにつきますね。とくに、当社は午後6時以降の残業は禁止。社長も例外ではないので、余計なことをやっている暇はありません。たとえば、何の準備もできていないのにとりあえず集まることが目的となっている定例ミーティングや、すでに決まっていることを確認するような会議。こういう予定は絶対に入れないようにしています。

via: 「ON、OFFのけじめが、クレージーな発想を生む」/日本マクドナルド・原田社長(プレジデント) - Yahoo!ニュース

『STUDY HACKS!』 小山 龍介 , 『IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣』 原尻 淳一, 小山 龍介 , 『TIME HACKS!』 小山 龍介 , 『Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~』 田口 元, 安藤 幸央, 平林 純, 角 征典, 和田 卓人, 金子 順, 角谷 信太郎 などライフハック系の書籍を読む時、「設計の方向」と「行動様式」が共通点だと観察しています。目的を達成するために目標を立てる。方針を決める。それらに対する問題を抽出し、解決できる項目へ仕訳する。優先順位を決める。ここまでが「設計の方向」。そして、解決へ取りかかる。ここからが「行動様式」。時間管理は両方に関与する。

僕は目的や目標という発想を力説したくないので必ず避けます。感情的な言い訳です。それらの言葉を使わなくても自分を設計できるし、その設計に基づいた行動を選択できると考えています。

自分を設計するとき、自分と他者の比率を算定します。図で書くと、自分の"円"と他者の"円"を描き、二つの円が交わる面積です。自分の場合、フリーランスだから組織の中にいる方々と比べて、面積は狭いと分析しています。予定や任務の管理を自分のさじ加減で決定できますし、調整も難しくありません。

他方、組織、とりわけ「判断」する人は、面積は広くなるでしょうし、調整の容量は大きいと推察します。だから、判断する人に出会うと、設計と様式の運用ルールを尋ねます。なぜなら、面積が広くなり調整の容量が大きくなる時、設計と様式を厳しく運用しなければ、二つの円が重なってしまい、判断する人が判断できなくなるのではないかと観察しているからです。

その例が冒頭の

  • 何の準備もできていないのにとりあえず集まることが目的となっている定例ミーティング
  • すでに決まっていることを確認するような会議
  • 連絡を伝達するためだけに集まる(こういった集まりを会議と呼ぶらしいです)

です。『上司は思いつきでものを言う』 橋本 治 は、これら3つの会議が開催される過程と思考の回路を解説しています。おもしろいです。

そのミーティングの重要度やプライオリティーの判断は、私にしかできないからです。基本的には会社の売り上げやコミュニケーション、それから人材育成に関するものは優先順位を高く設定していますが、なかにはエレベーターのなかの立ち話ですんでしまうものもあれば、別の人間に任せても問題ないものもあるので、テーマで機械的に優先順位をつけることはできないのです。
 それから、メールに時間をとられないように、返事はほとんど「了解」「OK」のひと言ですませます。逆に、社員が私にメールするときは、私が知らなければならないことだけを一行にまとめて書くというルールになっています。

via: 「ON、OFFのけじめが、クレージーな発想を生む」/日本マクドナルド・原田社長(プレジデント) - Yahoo!ニュース

自分は何をするか、と考えた時、「判断」と「優先順位」であるわけで、フリーランスであっても同じです。しかし、「判断」と「優先順位」を実践しているかと問われたら返答に窮します。「判断」と「優先順位」のために時間を管理しているのに、いつしか機械的に意識決定するための時間管理に変わってしまっています。

さらに、時間を確保できた後、空いた時間は、「判断」と「優先順位」の精度を向上させるために使いたいけど、なかなかそういった行為を実践できず、時間の操作と運用に悩みます。

こうして全社一丸となって残業ゼロに取り組んでいると、資料の1ページ目から読み上げるような会議や、パワーポイントにワープロの文章を貼り付けて読ませるといったプレゼンテーションは自然と減り、その分生産性は確実に高まってきました。いまでは全社員の平均残業時間(月間)はひと桁です。しかも、2009年1〜6月期には96億3600万円という過去最高の営業利益を叩き出しました。仕事は時間ではない、質とスピードなのだということを、当社の社員は見事に証明してくれたのです。

via: 「ON、OFFのけじめが、クレージーな発想を生む」/日本マクドナルド・原田社長(プレジデント) - Yahoo!ニュース

生産性が確実に高まった背景は、経営の思想(大袈裟な表現ですが......)があります。

  • 午後6時以降の残業禁止
  • 仕事が人生のすべてのような考え方は健全ではない
  • 社員が長時間労働に耐えることで製品のコスト競争力を上げるというのは、戦後の復興期の政策

その視点から業務を査定するから、何が無駄であるかを注意喚起できます。

  • 資料の1ページ目から読み上げるような会議
  • パワーポイントにワープロの文章を貼り付けて読ませるといったプレゼンテーション

注意喚起は、精神運動ではなく、理路整然の行為の無駄で相手に認識させらるし、認識したスタッフは、経営者の設計の方向と行動様式をトレースします。「仕方」がプラントされた瞬間です。

見回せば普通に取り組む「仕方そのもの」が無駄である、と認識せずに記事を読めば、明日から精神運動が始まります。

  • 紙に出力するな
  • パワーポイントを使うな
  • レジュメを読み上げるな

禁止の"張り紙"が貼られ、思考が共有されていない行動が始まり、機械的に運用される。自分の仕事のスタイルを考察した時、それがもっとも無駄であると理解しました。

端厳

2009.11.11 雨

朝から雨。近畿の南部では観測史上最多の雨量を記録。1時間に119.5ミリ。地域の方々はたいへんだったと推察。被害が最小限度にとどまればよいが。久しぶりにまとまった雨が降ったと思う。明日の琵琶湖の水位は上昇するはず。球根の土を心配するも、ヒトが関与できる要素は微小。ただ見守るのみ。時折、土の分量を計測するだけ。

11/08, 11/09と連続で外出したところ、そこへ制作の依頼が重なった。こちらのスケジュールで進まない点がおもしろい。粛々とページを作成していく。F社、S社、M社、歯科医院などなど。夕方、ようやくタスクが一つだけになった。予定表の空白を増やすためにがんばる。

12:00頃、アルバイトの資料が到着。うっ、今月の到着は早い。これもまた想定外。不思議。タスクは意志を持つかのように日時を重ねてくる。これは蓋然性の高い法則か調べてみたいところ。自分の場合、月初と月末のタスクは皆無に近づき、月半ばに集中する。もちろん、分散するようタスクを組み替えるけれど、そういうときほど急な仕事が舞い込む。

書店で 『子供の科学 2009年 12月号 [雑誌]』 誠文堂新光社 , 『ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)』 レイモンド・チャンドラー , 『ソウ6 ―SAW6 (角川ホラー文庫)』 行川 渉 , 『STAR SALAD―星の玉子さま〈2〉 (文春文庫)』 森 博嗣, yodaka , 『自己組織化の経済学―経済秩序はいかに創発するか (ちくま学芸文庫 ク 17-3)』 ポール・クルーグマン を購入。子供の科学の特集は動物の道具行動。高度な道具を使う動物たち。面白い。疑問がひとつ浮かぶ。人間は道具を使う時、目的と合致した道具だけでなく、何に役立つかわからないけれどとにかく所有するという性癖がある。また、一つの道具を本来の用途と違う用途に使用する。動物はヒトと似た性癖を持っているのかな。

Ricohが新たなカメラ市場を開拓しようとチャレンジした。GXR。発想を転換した背景が製品の設計に反映されていておもしろい。Ricohはマウント?! をオープンにするつもりだろうか? たぶんしないかな。交換式レンズにしたからには、利益率の高い部分を他社に与えないだろう。ただ、製品コンセプトを理解できるけど、利用シーンをイメージできなかった。先進性すぎて、自分のイマジネーションが追いついていない。

久しぶりに体重計に乗った。体重55.4kg, 体脂肪10.3%。近ごろ運動をサボっていたので、体脂肪が上昇して基礎代謝が低下した。数字は正直である。数字を扱う人間が嘘をつく。

2009/11/11

燃犀

2009.11.10 曇り雨

腰が痛くて目が覚めた。前日、座りっぱなしだったのも影響を与えたかも。空は曇っていたし、天気予報は午後から雨なので水やりはなし。洗濯。午前中で乾くはずない。まぁ、予報とにらめっこしながらいつしようか迷っていたらこうなってしまった。

机の前に座りたくなかったけど、ぐっとがまん。仕事にとりかかる。週末にメールで依頼があったページ制作と公開にとりかかる。一つずつ順番に処理していき、15:00頃に終了。いくつかそそっかしいミスがあり赤面した。近ごろ、そそっかしいミスが増えた。ケアレスミスでとどまっているので助かっているけれど、注視しなければ。致命的なダメージになりかねない。

前日のミーティングを振り返り、頭脳明晰や頭がよいを定義するとしたら、何から考え始めたらよいのかと疑問が浮かぶ。これは常々自分が抱く疑問。なぜなら、自分は頭の回転が鈍く、頭がよくない(といっても、頭が悪いの定義も難しい)と自己分析しているから。とりわけ指向性と着眼、そして伝達、これら3点が課題。あるテーマを議論するとき、議論の仕方の技巧を学べば結論を導けたとする。だけど、それは、テーマが存在するからであって、そもそものテーマを突き止める、根本へ目を向ける視点が欠落している、と自分を観察している。

燃犀への嫉妬や羨望があり、10代や20代の頃、それを持ち合わせていない自分を認めたくなかったから、意地を通し、技巧や枠組を学び、後は知ったかで乗り切ってきた。30代にさしかかる頃、そのふるまいに疑問を抱き、ようやく自分の知能が低いと認められるようになった。ただし、10代・20代に身につけた振る舞いは残留している。それは癖となった。30代はこの癖を取り払うためにあるように今は受け止めている。

ドコモが冬春モデルを発表した。自分は2年前に10年ほど使い続けたNシリーズに見切りをつけた。NM705iに機種変更してかなり満足していた。その満足感はiPhoneを購入しても維持された。でも、ドコモの携帯は電話+メール+おサイフと割り切った。だから今はドコモの端末を調べるとき、調達コストだけが検討材料にリストアップされる。次々と新しい機能が搭載されるけれど、それを使いこなせない自分がいたし、そうなると、触っていても楽しくなかった。一度、否定的な見方が芽生えると見場に惹かれる機種は少ない。そして、山田社長の「Wi-Fiより3G」の言葉がチェックメイトだった。自分のライフスタイルとドコモの販売方針が合わなくなったわけで。それはしょうがない。納得。まぁ、13年使い続けているし、家族がぶら下がっているので料金はリーズナブルだから解約はないかな。

夜、山崎12年をストレートで楽しんだ。ようやく少し慣れた。美味しく感じられるようになってきた。次は15年を飲みたい。でも、そろそろお酒も断の対象かなぁと思案どころ。

21:00すぎF先生とSkypeで話す。とてもおもしろかった。自分の伝達能力の欠点を分析できてよかった。

2009/11/10

議論

2009.11.09 曇り

薄暗い部屋の中で目が覚める。曇っているみたい。球根の確認。水をやらなくてよいみたい。サンパチェンスの葉は成長を止めたしまったかのよう。枯れないので困惑。不思議。ベランダへ出て外の空気を吸う。昨日の心地よい疲れが残っている。躰が適度な疲労を感じているみたい。11月に入って腰痛が酷くなった。それが辛い。

午前中、F社のページを作成。その後、13:00にKさんと京都で待ち合わせ。JR京都駅でパワーランチ。13:00スタートで場所を変えたりして18:15に終了。5時間、文字通り膝詰めの議論だった。

議論の前提はすり合わせられた。前提と目的、問題の認識、問題の抽出、解決の優先順位、希望する結果について、Kさんと隔たりはない。オペレーションと料金の要素は若干隔たりがある。それは詰めなければならない。

自分の意見が相手の仮説の中でどのように組み込まれるか。それをコントロールできない。仮にできたところでしようと考えない。相手の仮説を理解することと、仮説のスキームを変更させることは別問題。何をコントロールし、何がコントロールできないか算定する。その算定はすべて言語で記述できる。ただし、極力、感情を伴う抽象概念を排除しなければならない。ゆえに、怖い、好き、嫌い、良い、悪いなどを使わないようかなりな程度意識する。

議論の時、自分が相手からどう思われるか怖い、というフレーズが浮かぶ。このフレーズは理解を完璧に排除する。このフレーズを口にする行為自体が自分を貶める。そして、実は慇懃無礼な応対なのだ。相手がどのように受け止めるかをコントロールできない。証左として、フレーズを口にする傾向が高い属性は、自分から相手へ思いを伝えない。思いは幻想である。

自分の思考を伝える。十全を心がけ言葉を尽くす。手段を使い思考の枠組みを伝達する。考えに至ったプロセスを表現する。ただし、説得しない。どこが共有ポイントか。時にどこで折り合えるのか。それを見極める。

帰宅後、求職状況を調べる。厳冬。数値と実体の乖離もあるだろうけど、選択の余地を残したい側と経営者の乖離が垣間見られるような感じ。

腰痛が激しくなり夕食は食べず。就寝。

2009/11/09

構築

2009.11.08 晴れ

早朝、日課を消化した後、本日の持参物や注意事項を最終確認。問題なし。ちょっとだけ仕事をしてから、09:49の新快速で大阪へ。休日の新快速は混雑。京都や大阪へお出かけか。

11:00にF先生と会う。Apple Store Shinsaibashi へ。F先生がMacを購入されるのでいっしょに選んだ。事前にシミュレートした内容をプレゼンしていたので、あとは実機を確認してもらうだけ。自分がMacBook Proの前で説明していると、スタッフの方がそっとやってきて、横で聴いてくださっていた。頃合いを見計らって残りの説明をしてくださった。ステキな配慮に感謝。

MacBook Proを購入して、大手量販店でTime Machine用のHDDを調達して医院へ。その前に心斎橋でランチ。肉そば(つけ汁)がとても美味しかった。嬉しくなった。

13:30頃医院到着。院内LANの構築をスタート。事前にオンラインでオーダしたDELLのデスクトップも到着。MacBook ProとDELLを同時にセッティングできた。

20:00頃終了。終了といっても、院内LANの構築状況は70%。とにかく明日からの業務に支障がないようにまでの段階をセッティング。残りは何度か足を運ぶ。完璧に仕上げる。DELLのセキュリティ、院内LANのセキュリティ、アクセス権の設定、MacBook Proのセッティングなどなど。完璧に仕上げて、運用が安定すれば、稼働していることを意識させないインフラになる。気づけばそこにある。それが自分の目指すネットワーク構築。24時間、365日、安定稼働して、バックアップは自動、万一の事態が発生した時は、数時間でリカバリーできる体制。

その後、ディナへ。こちらもまた美味しかった。ただ、ワインを飲んだらいつも以上に酔いが回った。自分が認識していた以上に躰は勝手に疲れていたのだろう。院長先生がスタッフの方にあまりワインを注がないようにおっしゃってくださった。その気配りがとても嬉しかった。F先生やスタッフに惹かれる点。この1点に魅了されている。そして知への欲望。

躰は疲れたけど、頭は快感に酔いしれた一日。

2009/11/07

布石

2009.11.06 晴れ

夢を見た。サイトのアクセス状況を大勢の前で説明していた。トップページを改善すればアクセスが向上するとクライアントは主張する。さらにトップページに告知すれば、ユーザに伝達されると考えている。それに対してノーと自分は意見する。解析の数値とユーザの動きを説明する。が、伝わらない。どうして伝わらないのかと苛立ち、夢の中で考えている途中で目が覚めた。

F社のコンテンツを改善するため提案書を作成。書であっても紙にアウトプットしない。Mac上にアイデアを展開してしてブレーンストーミング。もう紙はいらない。HP Deskjet 6840は請求書を印刷するだけ。もったいない。スペースが無駄。これもできればメールで送信したい。印刷に拘泥しなければ請求書を広告に使える。

F社サイトのルックスを少し変更したらアクセスがわずかに向上した。やっぱり自分の腕が悪かった。シンプルを意識してアイコンも簡素にまとめ、何をクリックすればどこにたどり着くのか最低限のフレーズを使った。よい兆候。

15:49に大阪へ。パソコン工房へ立ち寄り WDC-WD5001AALS を購入。MacBook Pro のExpressCard/34 slotにeSATAカードを挿入して起動ドライブに。単価は1TBの方が安いけど、起動ドライブなので500GBでも充分。静音に期待。一昔前ならSeagateを選択していた。変化に驚き。

19:00にM先生のミーティングへ参加。前日、先生が釣った鮭をいただく。ご飯を食べながらのミーティング。おもしろかった。鮭がとても美味しかった。21:00に終了後、院長先生と2人で23:00まで議論。悩む。自分の視点と着眼とは異なる意見を伺うと、自分の思考様式が適切でないと理解できる。M先生の視野は多角的。そこへ自分が追いつくのに必死。もっと修養を積まなければ。よい刺激。感謝。

布石。予測の精度が高ければ経営を苦労しない。不測の事態に備える、と言えば聞こえはよい。それを言えるのは、不測の事態に遭遇したことがない人だろう。結果から都合のよい要素を抽出して後付けで理論を構築する癖が身につくと、不測の事態に備えましょう的ストックフレーズが口からもれる。不測を定量的と定性的に分析するメソッドは自分で構築していかなければならない。構築の過程から布石が生まれる。

2009/11/06

あの観察を連想する

Green field

科学は自然を認識する学問であると、よくいわれる。自然を認識する第一歩といえば、それは観察である。よく自然を見ることから科学は始まる。ところが普通に観察というと、すぐ小学校や中学校などで、動物とか植物とかを観察するという、あの観察を連想する。そして物理学や化学のような学問は、もはや観察などの域をとっくに離れているように考えられがちである。[...]しかし観察ということは、非常に大切であって、このごろのように科学が進歩し、かつ専門家していても、やはり観察を無視することは’できない。単なる観察などでは、新しい知識の得られる余地がないように思うのは、まちがっているのである。

『科学の方法 (岩波新書 青版 (313))』 中谷 宇吉郎 P.122-123

「あの感想を連想する」僕は観察を理解していない。

号泣

2009.11.05 曇りのち晴れ 寒い日が続く。週末の予報は晴れで気温が上昇。22,23℃とか。近くの公園を歩くと黄葉が染まってきた。 銀杏の葉は地面を染めている。朝、ガジュマルに水をやるとき、枝に小さな葉を見つけた。嬉しくなった。新しい葉。 S社のページ調整。新しいページづくりをストップして、旧ページを変更している。画像や文章を少し変えるだけで見た目は変わる。ただ設計は同じだから、限界もある。コードももう少し整理したい。それで次の業者の方へ引き継げるだろう。 愚痴。前提の違いを認識して落胆。行動のない意見は意見ではない。評論でもない。単語の羅列にすぎず、他者へ何ら影響を与えない。意見であるという認識と単語の羅列にすぎないと認識、両者の前提に歩み寄る余地はない。相手の立場を想像すると理解できる。職業の特性がもたらす思考様式。他者はその思考様式を異様に受け止めても、当人は異様の中身を内省する環境を持っていない。職業の特性上、周囲から持ち上げられればそれもうなづける。翻って自分へも適応できる構造だ。注意しなければならない。 iMac 27インチ不具合があるらしい。海外のディスカッションで話題にのぼった。2chのiMacスレを読むと、国内でも同様の症状が再現できるとのこと。過去の経験を照合すると、Macの初物は確かに問題が発生する確率が高い。PowerBook G4 (M8981J/A)ではディスプレイとのホワイトスポットとメモリバス、ロジックボードなどが問題だった。難儀。 ヤンキースがワールドシリーズを制覇した。松井秀喜選手がMVPを獲得。夕方から夜にかけて、このニュースだけを視た。号泣。巨人時代から松井秀喜選手を応援している。MLBへ挑戦してからも海外サイトをチェック。ヤンキースへ移籍した1年目のア・リーグ優勝決定シリーズ(チャンピオンシリーズ)第7戦、ホームベース上でジャンプしたシーンを鮮明に覚えている。感情を表現しない松井選手が両膝を折りたたみ空へ高く跳ねた。そして雄叫びをあげた。その姿に驚いたけど、今までと違う55を観られて嬉しかった。その後、あれほど感情を表現したシーンにお目にかかれなかった。そして、契約最終年、ついに念願を果たした。同じシーンを視るたびに泣いた。ヤンキースが優勝して松井秀喜選手がMVPに輝いても、自分の能力が各段向上するわけでもない。なのに嬉しくて嬉しくて泣いた。夜、近ごろハマッている山崎でひとり祝杯を上げた。来年以降どうなるかわからない。正直厳しいかなと思うし、ファンとしては移籍先で守備についた55を観たい。守備につかないと躰の感度が低下するのではと心配。 松井秀喜選手, 55, Godzilla, 優勝とMVPの獲得、おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

2009/11/05

百年、二百年の時間単位ではない

Ojiyama

地球という天体には、自分自身の環境を維持するためのシステムが機能している。二酸化炭素についてはいえば、それが大気中に増えすぎると、増加分は海に吸収され、最終的に大陸に固定される。地球史というタイムスケールでは、大気、海、海洋底、大陸、マントル間の物質循環という地球のメカニズムが働いて、自身の環境を一定の状態に保ってきたのだ(十章参照)。従って、たとえ大気中の二酸化炭素が二倍に増えても、地球の環境維持システムが働いて、いずれは元の状態に復するとも考えられる。ただそのタイムスケールは、少なくとも数万年、数十万年という単位であって、百年、二百年の人間の時間単位のなかで起こることではない。

『宇宙誌 (岩波現代文庫)』 松井 孝典 P.193

人智の及ばない時間をヒトが理解できる言語で記述する無駄がすごくステキ。その無駄が最も大切だと思う。

調整

2009.11.04 晴れ

今朝も寒い。夜中、何度か目が覚めた。羽毛蒲団を用意しようか。また10月中旬の天候に戻るとの予報もあり悩む。湖西の北ではストーブの準備でおおわらわではなかろうかと思い浮かべる。チューリップの球根に水をやるのを忘れそうになるので、毎朝、砂の様子を確認。これも日課になった。

S社とF社、サイトの外見を少し変更した。直帰率47.5% 入口は20ページが8割。アクセス解析とサイト改善の「WEB改善ソリューションフェア」レポート | Web担当者Forum を読んで自分の分析と比較してみた。微小の差異はあるけれど致命的な狂いはない。ただ、理解と数値分析は別問題だろう。もし、アクセス解析と理解が同じ集合であれば、トップページや小手先の技巧に拘泥しない。数値分析の結果をサイトへ反映させるべく、トップページ以外のページづくりに着手するし、文章や図、導線の見直しを図るはず。それらのプロセスのスピードが速いか遅いかが結果に影響を与える。また技巧は向上を補完する要素であって、サイトの内容が充分になってから講じる手段だと思う。

午後から自分のサイトを調整。20%の出来映え。思案。

奥様の情報によると、求職は厳しいらしい。想定内。年齢制限。職を選ばずであればあると奥様の職場の方々は口を揃えたとの由。昔お世話になっていた会社の先輩が、35歳までおおよその道筋をつけないと職はないぞとおっしゃっていた。その先輩もその年齢ぐらいに友人の事務所へ就職した。不思議。35歳説。

F先生のMac購入に備えて下調べ。院内LANのネットワーク構成図は作成したので、それに従って構築すればよい。ただ、不足の事態に備え、何が起こりうるか調べる。プリンタや周辺機器、あるいはソフトウエアなどなど。

『科学の方法 (岩波新書 青版 (313))』 中谷 宇吉郎『非線形科学 (集英社新書 408G)』 蔵本 由紀 を読む。おもしろい。数学と英語。英語を理解できれば、今なら論文へアクセスできる。So what? なんだけど、改めてステキな環境にいるんだと実感。学びはその仕方を会得しなければならず、そのための師匠に出会えると幸せだ。研究ともなると、想像できない。学びたい姿勢を保ち続ければ道具は揃っている。まったく何の役に立つのか自分でもさっぱりわからないけれど、受験勉強と異なったおもしろさを発見できて、時間がもっと欲しい。

2009/11/04

再開

2009.11.03 曇り晴れ

寒い。西高東低の冬型配置。等圧線が縦縞。気温の低下に伴い、日中、ガジュマルやサボテンをベランダへ出し、夕方、再び部屋へ戻す。新しい日課。しばらくブログから離れていた。その間、どうしたのかって連絡はどこからもなかったので事は想定どおりに運べているみたい。

部屋でのんびりしていた。久しぶり。S社のページ制作が残っている。返事を待ってみたい。

ブログから離れていた間、身の回りを整理していた。ISPをWAKWAKからlivedoorに変更。固定IPで月額1,575円はよいなと判断して、まず1ヶ月申し込んだ。結果、正解だった。ADSL(2,510mm)+伝送損失(43dB)の遅い通信環境であっても、速度が改善された。WAKWAKと1ヶ月だけ重複してしまうけど、今月末でWAKWAKを解約しよう。公衆無線LANを解約。

使っていないドメインを確認。更新しない。メールアドレスも同様、削除。その他書類など使っていないものを処分。ファイルサーバのファイルを削除。書籍は廃棄。必要最低限の紙は残す。ただし、これらも FUJITSU ScanSnap S1500M FI-S1500M を購入したらデジタルへ保存。

ブログのデザインを変更。www.thinksell.netblog.thinksell.net を共通にしてわずかに変化をつけた。この2つもどうしようか思案中。

先日、ビックカメラで全盲の人が下りエスカレータを上がろうとしたので声をかけた。目的の場所まで案内した。全盲の人は奥様の肩に後ろからつかまった。その時、自分は莫迦だと痛感。目が見えていることを前提(無意識で行動)にふるまっている。強烈な体験だった。全盲の人は、奥様に"お友達ですか?"と尋ね、"いいえ、夫婦です"と奥様が答えると、"仲がよいですね "と笑顔で返した。はきはきとした受け答えがステキだった。1Fから4Fまでの短い間だったのに、自分の認識は完璧に書き換えられた。

自分と異なる時空で生活している人へ声をかける。自ら声をかける機会が増えた。以前ならなかった。その時、上下の立場を捨て去るよう努め、礼節だけを意識に残す。発見。驚き。感謝。幾多の情動が生まれる。

『宇宙誌』 松井 孝典 がおもしろい。とにかくおもしろい。何度も読み返す。まったくわからない。調べながら読む。科学の言語を理解しようと英単語を辞書で調べるように関連書籍を読む。人類共通の言語で記述された理論と事実を理解してから、それらの意味を自分の固有概念へ変換してみる。挑戦。その時、膨大な時間と空間が現れて自分の所有する単位が壊される。おもしろい。単位、すなわち基準が壊されると新たな基準を作らなければという意欲がわく。

さて、再開しよう。

僅かなもの

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生きてゆくのには、ほんの僅かなものがあれば足りる。なけなしの空間と、食物と、娯楽と、器具や道具。これはハンケチの中の人生だ。その代わり、そこには魂はたっぷりとある。そのことは、通りの賑わいにも日差しの強さにも、取るに足らぬ議論の激しさにも感じとられる。

『悲しき熱帯〈1〉』 レヴィ=ストロース P.236